これは「光陰矢の如し」と同じぐらい気に留めていて、好きなことわざです。
というか、むしろ今まで生きてきて意味を痛感したふたつのことわざ。
後からかつての失敗を後悔してももう遅い、ということですが私は今までに何度も「あの時こうしていれば…」と思うことがありました。
例えば あの時私がああ言っていたら、今頃違った生活を送っていたかもしれない。
あの時勇気を出して行動していれば、いい結果が出たかもしれない。
あの時ああしていれば今頃は…。など…
考えてみれば今までの人生、後悔の連続だなと思います。
映画「ジュリエットからの手紙」の最後のウエディングシーンではwhatとifはそれ自体では威力のない言葉だけど繋げて"what if"になると生涯に渡ってあなたを苦しめる言葉になる、というような台詞があります。
もし あの時
と考えるととてもやりきれない気持ちになります。
映画では50年前の愛がまた蘇るのですが現実世界、そんなうまくいかない。
一度してしまったことはもう戻せない、手遅れということはたくさんあります。
だから時間がそんなに長くないために後悔しないよう留学生活を日々噛み締めて大切にしていきたいです、
という決意を表明したいわけではなく(まぁそれは思いますが)、
ここ数日痛感している「後悔」というのが
ムキにならず、もっと前に流行りのものを見ていればよかった、ということ。。。
最近、家にいる時はかなりの時間、パソコンでドラマや映画を見るのに費やしています。
そこで、ここに来て初めてドラマ「花より男子」を見始めました。
この「花男」は私が小学生から中学生の頃一世を風靡し、同級生たちはみんなこぞって見ていました。
まさに「大ブーム」。
しかし当時の私はひねくれておりそんなブームには乗らないぞ、と思って見ていませんでした。
受験期だったというのもあるかもしれませんがその頃人気だったドラマはあまり見ていませんでした。
学校で友達がみんな花男の話をしていたのですが私は見ていなかったので特にそういう輪には入らず。
中学生になっても松潤vs小栗旬のような争いには特に興味がありませんでした。
少女漫画系もほとんど興味がなかったのでその手のブームには乗らず、現在もそういったピュアな青春・恋愛系などぞわぞわしてしまうぐらいではあります。
しかし、ここで初めて花男を見て、ものすごくハマってしまいました。
連続ドラマってこんなにも中毒性があるのかと驚き、毎日何時間もパソコンの前に座ったまま、という日々を過ごし夜な夜な「つくし!!!ここは花沢類を選んで!!!」とか応援していました。
(ちなみに私は俺様キャラは願い下げなので花沢類派です)
(だってあんなに助けてくれて紳士なんだから絶対そっちの方が幸せになれるでしょ?!優しいって重要だよ絶対)
まぁ大学も折り返し地点を過ぎ、4年生にこれからなるという人間が青春系ドラマに今更ハマるというなんとも情けない事態なのですが、ここで私が思ったのはひとつ。
「もっと前に見てればよかった」
いや、私は中高6年間女子校でどうしたってあんなキラキラした(?)学園生活は送れませんでしたが、逆にああいう環境にいたからこそ非現実的なドラマを楽しめたと思うので、ひねくれて流行には乗らないぞと決めていた当時の自分を殴ってやりたいです。
(当時流行りに乗るよりも、間違いなくこの年になって、あぁ〜〜つくしいいな〜〜とか思っている今の自分の方がよっぽど情けなく惨めである)
もしあの時あれを見ていたら恋愛というものに憧れを持って高校生活を過ごし、大学生活に突入することができたかもしれません。
この手の後悔はこれだけではなく、最近初めて映画「タイタニック」を見て
見るのが遅すぎた…
と思いました。なんでもっと早く見なかったんだろう、と。
後悔先に立たず。
映画を見るのは好きですが名作を見ずにいることが多く、もっと早く見ていればよかったと思うことがあります。
例えば、スターウォーズは5,6しかまだ見ていないし
レオンやETだって最近見たし
ロードオブザリングも見ていないし
もののけ姫も今年ぐらいに初めて見たし
たしか数年前にラブアクチュアリーを見た時にも「しくった、遅い」と思ったし
映画以外でも、村上春樹面白いとか思いつつノルウェイの森(大好き)以外読んでいないし
名作と呼ばれるものを読んだこと、観たことが少ないなと感じています。
自分の性格上、人と一緒はなんだか嫌だ、と思ってしまうので流行にはあまり乗りたくない(流行に乗るものも実際はかなり多いが)と思うのでなぜか敬遠してしまい、結局後悔してしまうことが多くあります。
そのため、最近は ムキになって流行に乗りたくないと引くのではなくて、自分の気持ちに素直になって興味があるものは自分から飛び込んでいこうと思うようになりました。
自分にとって良い選択をするためには、時にはプライドを捨てなければならないのかと思います。
でも、ポジティブに考えてみればその間は「王道」と言われるようなもの以外で趣味を楽しんでいたわけでそれもそれで良かったと思います。
そういった時代、ひとりで楽しんでいたものは今でも自信を持って好きだと言えるものばかりです。
一途なので、一度好きになったもの・人はずっと好きで居続けます!
例えば栗原類やバナナマン(設楽)や松田翔太など
何が言いたいのかだんだんわからなくなってきましたが、結局は
後悔先に立たず、思いついたことはその時に実行に移してみた方がいいかも
ということが自分の頭の中にあります。
あまり実践できてはいませんが、モットーにはなっています。
これを聞くとthe secret life of walter mitty(LIFE!)を思い出す
THE END
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