2016年12月17日土曜日

留学後の就活

突然思い立ったので、留学後の私の就活を振り返りたいと思います。

端的に言うと、留学から5月の中旬に帰ってきて、その後何となく就活を始めて、試行錯誤を繰り返し何とか9月の初旬に一社から内定を頂き、就活を終えました。


留学中は就活らしきことは本当に何もしていませんでした。
最後の最後に、何となく自己分析、他己分析をやってみたぐらい。
周りで結構4年卒業を目指していた人や、前の年に留学をしていた先輩たちは、SPIの対策やES提出、ボスキャリなど先を見据えた行動をとっていましたが、一方私はもう1年学校に残ってゆっくり考えたい、だとか気持ちが定まっていなかったので、とりあえず留学期間は留学に集中して思いっきり今できることをやろう、と決めていました。

日本に帰ってからも、就活中のはずなのに「4、5日ぐらいいいっしょ!」と、6月頭にハワイ旅行に行ったり笑、随分と遊び気分が抜けていませんでした。
今振り返ると、その後のスーパー淡々とした辛い日々の前に遊びつくした、という感じです。


いつ、何をしていたのかはあまり覚えていませんが、6、7月は合同の企業説明会や、キャリアフォーラム(留学した学生向け)でたくさん企業の話を聞きました。
まだその頃は始めたばかりだったので、ビビってエントリーは本当に興味がある会社にしかできませんでした。
志望業界もかなり狭かったと思います。(多分英語・教育系とメーカー数社)

この頃じっくり話を聞いてエントリーをした企業の面接が7月頃に何回かあり、雰囲気も良かったので少し安心していたものの・・・
まぁなかなか最後まで通ることはなく。だんだんと、簡単じゃないな!と思うようになります。
多分、自分の経験や素質のアピールの次の、企業とのマッチング(どんなことをしたいのか?)ということができていなかったんだと思います。

だんだんそうやって甘いところが分かってきて、何社も受け何社からも落とされていくうちに、業界も広く考えるようになりました。
あと、自己分析も途中で見直しもしました。
ただ難しいのが、自分ってどんな人?というのは聞く相手によってかなり異なるということ。
「自分のことは自分が一番よくわかってるわい!!!」と常々思っていましたが笑、自分でどう思っていても周りからそう思ってもらえないと社会に出るときには意味がないな、とも思うようになりました。
何年も近くにいる友人や、困難な状況を一緒に乗り越えたような友人、一番最近の「私」を見ていた友人、小学生の頃に面倒を見てもらった恩人、など聞けば聞くほど違うことを言われて困りました。
が、結局は全てを受け入れて自分はどんな人間なのか〜〜と悩むのではなく、あぁ、こんな見方もあるんだな、と思いつつ自分が大切にしていることを伝えられればいいのかなと思います。
私は「マイナーなものが好きです」や「周りからはお母さんっぽいね、と言われます」と言ったらわりとウケました。笑 それぐらいわかりやすいことだと相手にもイメージしやすいのかなと思います。
結局答えなんてものは見つからなかったけれど、自分がどんな人か、と考えるのはわりとしんどかったな〜


あとは「就活の軸」とよく言うけれど、これも難しかった。
でもこれは価値観っていうことかな?
就活において自分が譲れないもの。これがはっきりしていて、志望するところがどこもうまい具合に当てはまっていたら、話しやすくていいんだろうと思います。
私の場合、、、他言はしていなかったけれど、「自分が好きだと思えるもの」だったかもしれない。。。でも今までのどんな選択もそう。好きで自分がやりたいと思えないものには手を出していない気がする。



まぁそんなこんなで、たくさん落とされ落とされ、でも妥協はしたくなかったので、秋学期の履修を決める頃までに決まらなかったらもう今年の就職は諦めよう、と思っていたところ、最後まで残っていたある会社から最後の最後に内定を頂きました。
正直、そこの最終面接の直前で残りの駒が全滅、という状態になったので本当の最後、というある意味すっきりした状態で臨めました。笑

どんな会社に決まったかは伏せますが、就活をするまでそんな業界に入るとは全く思っていなかったような、でも友人には「っぽいね!」と言ってもらえるような、私の興味の方向性とぴったり合ったところです。(もし読んでいる人で気になる人がいれば個人的に聞いてください。)


ではグダグダと書いてしまったので、私的に留学後の就活を振り返って思うことリスト。
①二度とやりたくない!(笑)
②大人にならないといけないと思わされる
③「留学した人」なんて世の中掃いて捨てるほどいるし、英語話せる人なんてもっといる、から留学したってこと自体は別にエラいわけではない
④就活が上手くいった人は大体企業と自分が「フィットしてる」
⑤両思いになるって何事も難しい!
⑥早くからの準備に越したことはない


①、そのまんま。笑
人生で一回でいいと思います。なんなら私は他の人よりも短期戦だったのでそんなこと言えないぐらいだけど。

②、然るべき時に嘘がつけないといけないから。
変なところで正直者になってしまったので、「うち第一志望ですか?」という質問に私は激・弱でした。(実際こうは聞かれなかったけど。)
最後まで、「内定取りに行くためにはなんでもする勢い」というのが私は苦手ですっごく苦労しました。第一じゃないと顔に出ちゃう。でもそんな学生は会社は要らないのが現実。

③、これは留学に行く前から思ってはいました。
大切なのは、どういう思いでその選択をしたのか、そこで何を考えたのか、ということなのかなと思います。
なので私は特に留学中どんな勉強をした、というよりかは課外活動やどんな生活をしていたかをアピールしていました。
留学だけでなく、サークルでも何でも、どれだけそれがすごいのか、というよりはなぜそれを選んだのかや自分がどう考えたかが大事なんだと思います。

④、私の就活が上手くいった人はどんな人だったのか、と考えると、「その人の持つ素質・能力・経験・ビジョン等」と企業が求めるものがフィットしていたんだと思います。
言い換えるとどんな能力を持っていてもその企業が必要としている方向性ではなかったら必要ない、のかもしれない。
あとはその「素質・能力・経験・ビジョン等」をどれだけ上手く伝えられるか、というのも大切。なので面接も回数を重ねるほど上手くいくみたいですね〜(当たり前)

⑤、両思いってとーっても難しい!
こっちがいくら思いが強くても、企業の求める人物像でなければ決してマッチしないということ。なのでどんな人が欲しいのか、ということを考えないといけないのね〜と思いました。

⑥、正直私の性格上、もっと早くから準備するのは不可能だったと思います笑。
それにしても、やはり就活の基礎知識について早く知って対策をしておくに越したことはないと思います。(でも最悪、スタートが遅くても本気出せばまぁまぁ追いつける!笑)



想像していたよりも苦戦してしんどかった就活でしたが、私の反省点は今書いたようなことなので、そういったことを意識していれば少しは楽なのではないかと思います。
就活をして良かったと言えることはあまり多くありませんが、唯一言えるのは社会の様子が少し見れたのかな?ということです。
社会人になるということを学べたし、何よりどんな会社が社会を支えているのか、ということが少し知れました。大企業はすごいオフィスがあるんだな〜とかこういう雰囲気の人が働いているんだな〜とか。笑
あとはキツめのグループディスカッションで現実を突きつけられたり!!!笑
面白いエピソードがたくさんあります。
自分を否定されたような気持ちにもたくさんなりましたが、その分自分を受け入れてくれた会社でこれから頑張っていこうという気持ちにもなれます!

ということで、勝手な就活トークを終わりにします。
残り数ヶ月のお気楽な学生生活を楽しみたいと思います♡
こんな凡人の話でよければお話しますので知人の方はお気軽にどうぞ。。


THE END


2016年10月30日日曜日

お茶と映画

今日は夕食が早かったので、「まだ10時?!」となったので最近飲んだお茶について。。(ちゃんと先に言っておきますが、つまらないです。例のごとく自己満足です)

私は胃が弱いので、普段から飲むものに関してはすごく気を遣っているのですが、最近ノンカフェインの紅茶とカフェオレ系は身体に合っているらしいと分かりました。
(ちなみに気のせいかもしれないけど、ダージリンを飲むとダメみたい。笑 からもう飲まない)

まぁ元々コーヒーがあまり合わない気がしていたので紅茶派でしたが、アイルランド留学を経て紅茶はおいしいなーと思い、アイリッシュブレックファーストティ(かなり濃いやつ)に染まっていた8か月でした。

そしてそれから、持ち帰ったBARRY's teaというアイリッシュブレックファーストティを飲んでおりましたが最近新しいものを試してみました。

1. LUPICIAのピーチメルバ

これ、ルイボスティーです。
今調べてみたところ、紅茶とルイボスティーって別物なんだって。
南アフリカ原産でポリフェノールもたくさん入っていて美容・健康にいいらしい。
そしてルイボスティーはカフェインを全く含まないらしい。

このピーチメルバは本当に桃の香りがしてとっても飲みやすくっておいしかった!
香りの割に砂糖は入れないで美味しく飲めるので満足!
あと2つぐらいしか残っていない。。。



2.キャラメル&ラム

今飲んでいるのですが、ラムの不思議な香りがします。
結構香りがきついので、ピーチメルバの方が私は好き。
とりあえず10個は飲み切ります。



3.リプトンのクリームブリュレティー

ハロウィン限定のパッケージで買ってしまった・・・笑
しかしすぐ後悔・・・
クリームブリュレの香りは全く感じられない・・・
ので、普通の紅茶に不思議な香りがついたという感じ。
これ飲みきれるかな〜〜


これから買いたいもの
・おいしいジャスミンティー
ルピシアに香りがとっってもいいジャスミンティーがあったのであれは是非買いたい。

・体のためを思ってハーブティー
匂いを嗅いだら結構パンチが強いものばかりだったので正直怖いです。
ハーブはあまり得意ではありません。
あくまで「デトックス」とか「美容」「健康」と書いてあったので・・・

・もっとルイボスティー(開拓)

・いい香り付きの紅茶


という感じです。
ルピシアのお茶はどれも美味しいのでいつでもプレゼント受付中です!笑



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そういえば、この間ジャパンプレミアがあり先行でブリジットジョーンズ3を見てきましたが、良かったですね。
当たり前だけど続編はコケるとよく言われる中で、私はすごく3作目好きでした。(ちゃんと1も2もブルーレイかDVD持ってるよ!)
1と2を見たのもリアルタイムではなくて数年前だったけど、前作から10年以上経ったからこそ、ブリジットもマークもいい意味でああやって年を取って、さらに進化したのが良かったのではないでしょうか???
あとコリンファースが演じた元祖のプライドと偏見のBBC版ドラマが思い出されて「オオーーーダーシー!」となりました。笑 やっぱり年を取ってもかっこいいねあの人は。

◯年越しの、みたいな恋愛ものすごく好きなので元彼に揺れるブリジット良かったですね!

まさか初めてブリジットジョーンズを見た時には生でブリジットに会えるとは思ってもいなかったので、成長しましたね(ほっこり)


あとは君の名は、を時代の波に乗るために見に行きました。
良かったけどあれはRADWIMPSの音楽がなかったらどうなっていたんだろう??笑


本当は「何者」も見に行きたいところですがおそらく断念します。
大画面で菅田将暉を拝みたいけど大画面で就活戦争の様子は見たくない。。。

来月はファンタスティックビーストもやるし、今年の映画はアツいですねー!

最近いろんなことに気を取られていて、1時間半も映画に集中できないのでなかなかNetflixですら見れていないですがなんとか見たいです、マイリストだけが増えて行く!



最近ハマった曲が多いので耳が二つしかないのが悔やまれますが、最後に一つだけ!
「スピッツの夜を駆ける、ってなんであんなに神曲なのーーーーー!」



THE END

2016年8月21日日曜日

The Reasons Why I Recommend Ireland

月日が流れるのは早いもので、もう一つ下の子たちが留学へ出発する時期になってしまいました。なのに私はまだ留学を引きずっています・・・笑

次に行く子たちが準備をしている中、1年後の留学について悩んでいる後輩たちもきっと多いので、せっかくなのでアイルランド留学のお勧めをしたいと思って書いています。

目次
1.アイルランドというところ
2.ネットにある「アイルランドのいいところ」
3.私がアイルランドに行ってよかったと思う理由
4.後悔していること
5.結論




1.アイルランドというところ

まず、基本情報。

赤いところがアイルランドです

イギリスの左隣。
そしてイギリスが「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」なので、アイルランド島の北の一部はイギリスの領土です。(これについては長い間の抗争がある)

大きさは、北海道とほとんど同じらしい。

首都はダブリン。私が留学して8か月居たのはアイルランド内ではダブリンだけです。

宗教は、85%近くがカトリック。
私も大学で授業を取るまで詳しく知らなかったのですが、行ってみてカトリックはアイルランド社会に強く根付いていると感じました。
カトリックということで同性愛などそういったことに対して反対の声が多そう、というイメージがありましたが、実際には最近アイルランドで同性愛が認められたことが大きなニュースになりましたし、日本と比べるとかなりオープンで認められていると思います。

離婚・中絶に関しては宗教の影響が大きいんだろうなと思いますが、それについて興味がある人は調べてみてください。


公用語は、アイルランド語と英語。
空港や駅など、公共機関にはアイルランド語の標識はありますが、英語ももちろん書いてあり日常生活では英語だけで何の問題もありません。
ほとんど、アイルランド人も英語で育ってアイルランド語は学校で習う、という程度らしいです。
ただ、ゲールタクトというアイルランド語だけ話される地域があり、そこに勉強のために行く学生もいるみたいです。もちろん私は行ったことはありません(話せないし、怖い)。

ちなみにアイルランド語はかなり難しいみたいです。挨拶程度は教えてもらいましたが、難しい。笑
ただアイルランド国歌はアイルランド語らしいです。

(よく聞かれるのですが、)EU圏内で、通貨はユーロです。

ナショナルカラーは緑で、コーヒーよりは紅茶の国。

気候は多分イギリスと似ていて雨がよく降る。湿度は高くないので、雨は降ってもあまりうざったくないです。
そして「寒そう」と言われるけれど、雪は降らないしそこまで寒くないです。
寒がりの私も案外耐えられました。9月に行ったらすぐに上着がいる気候です。


2.ネットにある「アイルランドのいいところ」

行ってみる前に、ネットで「アイルランド留学」と調べて、先輩から話を聞いて決めましたが、ネットにあるアイルランド留学の良さ、というのが本当なのか考えてみました(個人的体験より)。

よく書かれているのが、
フレンドリーな国民性、治安の良さ、文化の豊かさ、日本人の少なさ
ぐらいです。

フレンドリーな国民性
→△
これは、多分期待しすぎた私が悪かったです。笑
正直、よくフレンドリーと言われていたので、みんながみんな優しくしてくれるんだとばかり思っていました。(海外慣れていない奴感満載!)

もちろん行ってみると、優しい人はたくさんいます。
仲良くしてくれた現地の学生はたくさんいますし、留学先のインターナショナルオフィスのお兄さんは「仕事だから」という以上ぐらいに優しくしてくれてドキッとしました。笑
パブでも、一杯奢るよ!と言ってくれたおじいさんもいました。
他の国に長期滞在した経験がないので、比べてみるとかなりフレンドリーな国なのかもしれません。また、人によっては本当に人が温かかった!と言うかもしれません。

ただ、8か月滞在していて「親切な国民」とひとくくりにしてはいけないと思いました。
(今、ふと思ったけど日本人が「勤勉」って言うのと同じかな!)
私も友人も、留学中に差別された経験はありますし、スリにあった子もいるし、親切なおじいさんだと思ったら宗教勧誘だったり、と少し嫌な思いをしたこともありました。

もちろん全体で見てみれば親切でフレンドリーな国民性だとは思います。
特に日本人と比べたらフレンドリーかも。笑
ただ、期待していたような、バスで隣になった人に声をかけられて話し込んだ!というような経験はありませんでした。笑

とにかく〇〇人はこういう人、と決めつけるのは良くないですね。


治安の良さ
→◯
ヨーロッパの中でみればかなり良い方だと思います。
ただ、あまり夜遅くは歩きたくないし、シティセンターでも酔っ払いが多いし、日中もスリは近年増えているらしいです。
ただ、他の国の治安と比べると格段に住みやすいところだと思います。


文化の豊かさ
→◎
音楽とお酒、特に良いです!笑
この二つが好きな人には本当に良いと思います。
ケルト音楽がパブで聞けた時は特に最高ですね。

小さい国でも歴史が長く豊かな文化が詰まっているのでとても面白かったです。
(音楽お酒以外も、文学や歴史もね)


日本人の少なさ
→×
行く場所によると思いますが、私の留学先は日本人がこれでもか、と言うぐらいいました。笑
私はそこまでは気にしなかったですが、この「日本人が少ない」という言葉を真に受けて行くと、そう信じて行った人たちで一杯の状況に嫌気がさすかもしれません。笑
おそらく小さな語学学校や日本の大学とあまり提携していないような大学(名門のトリニティカレッジなど)に行けば少ないでしょうが、日本とのつながりがある大学には日本人はたくさんいます。
ちなみに私の周りにはおそらく50人強近くが学部に、また同じぐらいかそれ以上ぐらいで付属の語学学校に日本人が通っていました。
それでも、たくさん仲の良い友達ができたので結果オーライです。

学校の近く。

トリニティカレッジの図書館
カフェも可愛いの。アイルランド国旗柄のティーポットカバー

ギネスストアハウス前でアイリッシュダンス(かっこいい!!)

3.私がアイルランドに行ってよかったと思う理由

・日本に興味がある人とたくさん出会えた
留学先の環境はとても大きかったと思いますが、大学で日本語を学んでいる学生や独学で日本語を勉強している学生から社会人、日本語を教えていた教授、などたくさんの人と出会うことができました。
日本→アイルランドについて詳しい人はそこまで多くないだろうに、アイルランド→日本で多くの「愛」を感じて、驚いたし嬉しくなりました。
「いつか日本に行きたい!!」と言ってくれる人がたくさんいました。

・他の国に行きやすい
何度もブログで書いているように、留学中にはたくさんヨーロッパ内を旅行しました。
日本の国内旅行より安いぐらいで行けるのがほとんどなので、非常に良心的な価格です。
まぁ、大陸内移動も安いですけどね。笑
ちなみに、イギリスへは飛行機で1時間ちょっと、3000円しないぐらいで行けます。

・イギリス系のものがよく手に入った(笑)
もともとイギリスに興味があったのですが、留学はやめた身として、手軽にイギリスブランドのものが買えたのは良かったです。
普通にアイルランドにあるブランドはイギリスとほぼ変わりません。
さらに通貨もユーロなので同じようなものでも安く買えます。

・こぢんまりとしている国なので、愛着が湧く
そんなこと言ったら、アイルランド人に文句を言われそうですが、他の国と比べたら、まぁ小さな国です。笑
もちろん小さいとは言え他の都市に行くのには数時間かかりますけどね。
ただ、アメリカのように規模が大きいところではないので、愛着が湧きやすいと思います。
「マイナーな国」というイメージもあるだろうし。
マイナーなもの好きな私には合っていました。


4.後悔していること
もっとアイルランドの良さである「自然」を感じに国内を回るべきだった

例えば、モハーの崖という有名な観光スポットがありますが、結局行かずに終わってしまいました。
他も、たくさん有名な自然豊かなスポットがありましたが行かずじまい。


5.結論

アイルランドを選んで良かったです。
ここでないとできない経験がたくさんできました。
一番何が良かったか、というのは難しいですが本当に良い8か月を過ごすことができました。

おすすめするとしたら、ヨーロッパが好き、ヨーロッパに住みたい、ヨーロッパ人とたくさん出会いたい、マイナーなものが好き、訛りを経験してみたい、英語と他の言語が混在しているところに行ってみたい、音楽・お酒が好き、クラブよりは友達と和気あいあいと飲むのが好き、に全部当てはまる人にはぴったりだと思います。

逆に、超洗練されたものが好き、モダンでおしゃれじゃないと嫌だ、テキパキして何事もスムーズに進めたい、都会じゃないと生きていけない、という人は他のところが良さそうです。笑


というわけで、いろいろと正直に書いてしまいましたが、誰かのためになれたら嬉しいです。
またアイルランドは行きたいです。
金曜日にアナザースカイを見るたびにあぁ〜私のアナザースカイ、、、とダブリンを懐かしんでいます。

最後にアイルランド人のKodalineの素晴らしい曲を!

動画ごと貼れなかったのですが感動するのでこっちのMVもオススメです。
https://www.youtube.com/watch?v=ieQ0w_gzS0U


THE END

2016年7月5日火曜日

Trip to France

ご無沙汰しております。
最近は地味に就活をしていて自分の将来を考えたり、ドラマを見たり、出かけたりなど色んなことをしています。10月に約半年ぶりに大学の授業に戻れるのか不安。


そして今という瞬間は、割と体調が優れなくて萎えています。まぁ今はスローライフ再びなので病院に行く時間があってよかった。


非常に今更感があって、実際に旅行に行ったのは2か月も前のことですが、せっかくなので留学中の旅行記最後を更新しようかと思います。
最後の方に感想と注意点を書きます。


・概要
パリ3泊、ニース2泊の計5泊6日
5月初旬
費用はおそらく5〜6万円にお土産代


・交通手段
ダブリンからエアリンガスでパリのCDG空港へ(10〜30ユーロぐらい)、2時間ぐらい
パリからニースの移動はイージージェット(100ユーロ)、1時間ぐらい
ニースからダブリンはライアンエアーで(ダブリンからパリぐらい安かった)、2時間ぐらい

CDGからパリ市内はRERという電車で安く行きました。
市内の観光はメトロを主に使いました。
ニースでは、空港から市内は行きは電車、帰りはバスを使いました。


・行ったところ
ルーブル美術館・オルセー美術館・マレ地区・モンマルトル・サクレクール寺院・エッフェル塔・凱旋門・シャンゼリゼ通り・オペラ座ガルニエ宮・ヴァンヴ蚤の市・ギャラリーラファイエット・ノートルダム大聖堂(ほとんど完全なる観光地!)

ニースでは旧市街散歩・ビーチ・シャガール美術館へ行きました。


金曜の18時からは無料でルーブルに入れます!

シャンゼリゼ通り、歩行者天国になっていた!

モンマルトルにある、ジュテームの壁

アメリのカフェ!ちなみにあんまり店員さんの感じは良くないです!笑

ノートルダム大聖堂の近くにある、有名な本屋さん。映画ビフォア・サンセットの冒頭のシーンで出てきます!

モンマルトルの丘、パリが一望できる(特別綺麗な景色ではない)

ヴァンヴ蚤の市、ホテルの近くだったのでラッキー。

ニースのマルシェでは石鹸がたくさん売られています。

ニースのビーチは砂ではなくて石なのであまり汚れなくて良い。

展望台に上るために歩いていたら見れた景色。

ニースと言ったらここ、というような展望台、とてもよかった!


・感想
フランス、憧れの場所でとてもよかったですが、同時にハラハラドキドキしました。
問題は治安。
治安を抜いたら、ヨーロッパ内でトップクラスに好きな国です。
パリは都会だしおしゃれなブランドの聖地だし。ニースもずっと欲していたような日差しと海のパワーをもらえたので。

日本人がたくさんパリに行く理由もわかるな、と思いましたが、同時に留学中一番治安的にはドキドキしたのがパリです。
結局無事故で終わったし、ただ自分が心配性すぎるっていうのはあったと思いますが、調べたり話を聞くととっても怖かったです。。。

これからパリへ行く人には気をつけてほしいなと思ったのが、
電車・メトロでは身の回り品に気をつける
ネットで調べたらすぐ出てきますが、「空港から市内のRER線は治安が悪い地域を通る」のです。
空港から市内へのバスもあるので、そちらの方が多分安全です。
ただ私は長めのバスが嫌いで、時間もお金も倍ぐらいかかるので電車を選びました。
まぁRER線は治安悪いとはいえ、なんとかなりましたが。
まず、セーヌ以北のパリの地域は貧しい人が多く住んでいてあまり治安が良くないらしいです。
そして北駅というところの周辺が特に治安が悪い地域らしく、「そのあたりになると乗ってくる人たちが変わってくるから気をつけて」と友人に言われました。

実際に乗ってみると、案外早く(笑)治安の悪さを感じて、20分ぐらいヒヤヒヤしながら乗っていました。
危ないのが、とにかく「観光客感を出す」ことみたいだったので、スーツケースを私は持っていましたが常に抱えて気を張っている感じを出していました。
ネットで見ると、スーツケースと自分を電車から引きずり出されてスーツケースをひったくられた、という日本人もいるみたいです。
でもさすがに警戒をしていたらそこまで酷いのはないと思います。

メトロでも、携帯などがスラれるのが本当に多いらしいです。パリのメトロはスリのプロが多いらしく、気づかないぐらいらしいです笑
なので荷物は全部カバンに入れて抱えながらメトロに乗る、ぐらいすればいいと思います。


また、パリでそうだったのでニースは大丈夫だろうと思っていたものの、ニースも、場所により治安が悪そうな感じがしました。(麻薬でも売ってそうな感じがした!)


ヨーロッパに暮らしていれば、フランスの治安はそんなに大したことはないのかもしれません。
ただ、私は一日本人として、それなりに憧れは持っていたしダブリンもあまり移民問題など感じなかったので、理想と現実のギャップに驚いてしました。
多分日本から行っていたらもっと驚いたかもしれない、それか気づかないかも。笑


テロがあったから治安が悪い、というよりは元々移民が多い国だから、というのが大きいらしいです。
なので女子だけの旅でフランスに行く時はちょっとそういうところに気をつけた方がいいと思いました。憧れだけで行ってしまうと痛い目にあうかもしれない。



食に関しては!
残念ながら、わりとケチってしまったからか、サンドイッチや軽食ばかり食べてしまっていたので美味しいフランス料理を満喫することはできませんでした。
次回はもうちょっとレストランで食事もしてみたいですね・・・


おしゃれ感
おしゃれでしたわ〜笑
特に、マレ地区というところが街並みだけでおしゃれでした。
その中に、可愛いアクセサリー屋さんがあって、良いピアスや指輪、ネックレスなどかなり手頃な値段で売っていたのですが我慢してしまったことが悔やまれます・・・
パリジェンヌが素敵で、その後影響されています・・・笑


有名なカフェ
今回、モンマルトルにあるアメリの舞台になったカフェと日本でも人気なラデュレへ行ってきました。
が、接客がどちらもイマイチでした・・・
日本では有名店はそれなりのきちんとした接客が求められると思います。
でもフランスで私が感じたことは「人気だから何もしないでも観光客はくるだろ」感があった。笑
ラデュレでは特に、紅茶とマカロンしか頼んでいないのに30分ぐらい待たされたり・・・さすがヨーロッパ。。
ということで、雰囲気はもちろん楽しめますが居心地のいい時間を過ごしたい人はこぢんまりとしたカフェの方が落ち着けると思います。


物価
安くはないですが、そこまでびっくりするほど高くもなかったと思います。
東京ぐらいかな?笑
ちょっと飲食代は高かったかもしれませんが・・・
もちろんいいレストランで食べようとすると結構かかると思います。
それでも、ニースで3品ぐらいのコースで20ユーロぐらいだったお店もあったので、そういうコスパがいいお店もまぁまぁあるかもしれません!


日数
パリ3泊は、まぁまぁ妥当でした。日本から行くならもっとゆっくりした方がいいかもしれませんが。
今回、ヴェルサイユ宮殿とモンサンミッシェルは断念したのですが、その二つに行くなら1日かかるみたいです。
特にモンサンミッシェルは泊まった方がいいぐらいみたいです。かなり遠いらしい。
それでも、歩こうと思えば市内はわりと歩ける範囲も大きいし結構満足いく旅でした。

一方ニース2泊は、長かったです。笑
なんなら、カンヌかモナコにも行った方が良かったんじゃないかとか思ってしまいます。
ニースは1泊で十分でした。
回るのも、旧市街とビーチぐらいで大体済むので、ぜひ1泊をお勧めします。
そしてモナコなどにも何時間かで着くみたいなので、ニースから行ってみるのもアリかもしれません(ただ学生はモナコに行っても何ができるのか謎)。


という感じでしょうか。
散々文句も書きましたが笑、実際振り返ってみて楽しかったです。ただ、旅行中は気を張ることが多くて疲れました。
また行ってみて、次はちゃんと買い物がしたいな、と思うのですがまた空港から市内までハラハラ電車旅をするのは嫌だし、かといって密室のバスで1時間以上揺られるのも嫌なので気が滅入ってしまいます。笑


クリスマス前に行こうかと思っていたもののテロによって延期したフランス旅、無事に行けて無事故で帰ってこれて本当に良かったです。


2016年5月27日金曜日

I'm back

お久しぶりでございます
ダブリンでの留学生活を無事に終え、旅行も行ってきて日本へ帰ってきました。

帰国後1週間が経ち、家族や友達と会ったり学校へ行ったりと日本生活に慣れてきました。
本当は間近に迫ったTOEICのために勉強しないといけないのですが、そんなに集中できないと思ったので留学生活を忘れないうちに振り返ってみようと思います。




  • 帰国後思うこと

まず、8か月の留学を終えて思うことは、「ものすごく幸せな留学生活を送っていたんだな」ということ、「現実に戻ってきた」ということ、そしてその楽しかった留学生活と今向き合わないといけない"現実"のギャップにちょっと嫌気がさす、という感じです。
もちろん、留学が全てキラキラハッピーな経験、というわけではないしそれなりに奮闘したし少し辛いこともありましたが、帰って来たら良いことも悪いことも、それぞれな記憶が全て消えてしまいそうな気がします(だからこうやってできるだけ記録に残しておこうと思うのです)。
将来のためにこの経験はちゃんと自分の中に落としておきたい、と思うのですが、今の大学4年生春(夏)、という時期はあんまり留学のことを懐かしんでいる暇はないように思えるし、逆に「いつまでも引きずっていてはいけない」という雰囲気がある気がします。なんとなく悲しい。
だから、どうなるかは全く分からないですができるだけ、大学生活で留学が「違う次元で起きていたこと」ではなく昔の自分の延長線にあって、その経験があったからこそ今こうなっている、となるようにしたいと思うし、そのように努めようと思います。



  • 留学するという選択

私は元々海外にずっと憧れを抱いていて、留学はずっと夢でした。
海外で暮らしたい、英語が話せるようになりたいということと同じかそれ以上くらいに自分と海外とのつながりがほとんどなかったので、もっとつながりが欲しい、と思っていました。
つながり、というのは例えば頼れる・仲良くできる友人を作るとか。

留学というのはとってもお金がかかるし大掛かりだし周囲の人(家族)を巻き込むし、したい人がみんなできるわけではないと思います。
だからこうやって「留学したいからする」と言って準備をして無事に行って、経済的にも精神的にも周りに支えてもらって8か月滞在する、というのは本当に恵まれていることだと思います。当たり前だとは思っていません。
元々海外が好きという気持ちと大学生のうちに留学しておきたいという気持ちが強かったので、留学を後悔したことはもちろんないし、嫌なことがあってもそんな文句を言っている場合ではない、楽しまなきゃと思うようにしていました。(いや散々文句は言っていましたが)
与えられたチャンスを無駄にしていたら他の人にも失礼だし。

ということで、私にとって留学できたことは本当に幸せなことであったし、同じようにしたいと思っている人は、可能なら絶対にそのチャンスを無駄にしないほうがいいと思います。ただ語学力向上、異文化理解、だけでなくもっともっと多くのことが学べると思います。



  • ヨーロッパに留学するという選択

留学前は、ずっとヨーロッパに行きたい!と思っていました。
まず先輩でヨーロッパ留学をした人が多くいて話を聞いたり写真を見たりして憧れが強まったのは大きな理由だと思います。
あとは元々イギリスがなんとなく好きだったから。笑
そしてヨーロッパの方がアメリカ・カナダ・オセアニアより他の国に行きやすいと思ったから。

なので出願の時は上位の希望はヨーロッパで出して、たまたまダブリンが第一希望の人が私しかいなかったようで、すんなり(多分。)通りました。TOEFLスコアも高くなかったので本当にラッキー。

多分、行く国、地域によって留学はかなり変わってくると思います。
他の国の留学については話を聞くしかしていないし、アイルランド留学しか経験したことがないので分かりませんが、きっとそれぞれ全く違った経験になると思います。
私は、北米よりもヨーロッパ!!という感じで選びましたが、実際北米に行っていたとしても面白そうだなと思いました。
多分どちらに行っても留学生は多くいるだろうし、想像していたよりも北米でもヨーロッパからの留学生と出会えていたと思います。
(あっ、ただ北米からの留学生とはほとんど出会っていないです、アイルランドでは)
ということで、自分がどういうところに行きたいかにかかっているでしょうね・・・。

ただ、ヨーロッパを選んだ身としては、気軽に他の国に旅行できて、写真やテレビでしか見たことがなかったところに実際に行けるというのは本当に大きな利点だったと思います。
今まで日本とオーストラリアにしか行ったことがなかったのですが留学中、イギリス・ドイツ・オーストリア・チェコ・イタリア・フランスへ行くことができました。人によってはこの倍ぐらい旅行している人もいます。私にはこれが限界。笑
もっと歴史に詳しければ100倍旅行が楽しめたんだろうな、というのが正直な感想。
それでも、自分の中で遠い遠い存在であった海外にこんなに気軽に行けたというのはすごいことだと思いました。

ロンドンでミュージカルを見たり、ドイツのクリスマスマーケットに行ったり、イタリアで美味しい食事とワインを楽しんだり、あとはあらゆるところで大好きな映画のロケ地を回れたりと、海外超初心者でパスポートのスタンプが増えるだけで興奮するような人間にはとっても幸せな留学でした。



  • アイルランド留学という選択
アイルランドは、多分大学でアイルランドの授業を取っていなかったらほとんど興味を持たなかったと思います、正直。
その授業でなんとな〜く興味を持って、あと留学している先輩からの情報でとっても良さそうな国だなと思って行きたいと思うようになりました。
行く前から帰ってくるまで、基本ずっと「選んで良かった」と思っていました!
友人にはいつも「旅行で来るところではない。」と強く言い続けているのですが笑、実際住んだり留学するにはとてもいいところだと思います。

実際に暮らしてみると、日本人が持つアイルランド人、国のイメージとは違うこともあると分かるようになります(例えば、あったかい人柄、というのは全員には当てはまらない、当然。あと酒を飲まない人も普通にたくさんいるし、飲ませてくる人もいない)。
思ってたよりも+−どちらもありますが、トータルで考えてみるととても良かったです。
英語圏の国で言葉には困らないし、アクセントの違いはだんだん面白く思えるようになるし、小さな国だから規模が大きすぎず(ダブリンを出たら大きいけど)愛着が湧く。
この愛着が湧くっていうのが結構大事かもしれません。
もっともっと大きな国だとそれは感じづらいかもしれませんが、なんとなくアイルランド愛、は言いやすい気がします。

ちょっとマイナーなものを好む性格であるのもあり、あんまりみんながよく知っている、というわけではないところに少し良さを感じてしまいます、個人的には。
まぁそんな感じで、パブの雰囲気とケルト文化が好きな人にはアイルランドオススメです。笑
あとイギリスが好きだけどちょっと物価が、、、という人にもいいですね、ほぼ売っているものは同じなので笑


  • 語学力は本当に上がったのか
分からないです。笑
が、おそらく行く前よりかは英語を使って生きていく力はついたと思います。
行く前は本当に英語を話すのは怖くて抵抗があったのですが、もう今はほとんど怖くないし、恋しいぐらいです(電話は今でも死ぬほど嫌だ)。
ただ、「ブリティッシュアクセントになって帰ってくるか〜?」とか言われたことを思い出しましたがそんなことはありません。あくまで自己流(日本人英語)です。。。
他の人のアメリカンな発音を聞くと「おぉ〜っ」と思うようにはなりました(聞き馴染みがあまりないから)。

点数で評価されるような英語はこれから試験を受けてみないと分かりませんが、とりあえずコミュニケーションを図るための語学力はある程度つけられたかな、という感じです。
基準がよくわからない「ペラペラ」というレベルには到達していないと思いますが・・・
ふとした時に英語出ちゃう!とかいう他人からしたらちょっとうざがられるような感じにはなっていないつもりです。笑


  • 新しい価値観を知る、視野を広げる、ことはできたのか
できたと思いますよ。
なにせこういう長期滞在が初めてだったので、全てが新鮮でした。
日本人は一人で欧米の子達と一緒に生活したり、いろんなバックグラウンドを持った人と同じ授業を受けたり仲良くなったり関係に悩んだりして、いろんなことを考えました。
結局は国籍・文化を超えてその人の人柄なのかな〜とか。
だからこそ、同じ日本人でもみんなと同じぐらい仲良くできるわけではないし、全く違う文化を持った人とも理解し合えないわけではない。
上辺だけでないような友達がたくさんできて本当に幸せでした。

あとは、正直なところ自分と違う価値観を持った人に対して、受け入れようと努力してもできない時もたくさんあるのだということを学びました。
理想は、もっと広い心で自分と合わないことでも受け入れるべきなんでしょうがどうしてもできない時もありました。
なので、そういう意味で寛容になれたのかは疑問ですが、少なくとも違う文化を肌で感じて色々なことを考えた、というのがひとまずのところです。
自分と違うから理解しがたい、といって愚痴ばかりこぼしたこともありましたがそれは今後もっと時間をかけて考えていきたいです。





最後に、とにかく人によって同じ留学も全く違う経験になると思うのですが、少なくとも私は楽しくて充実した経験ができました。
多分海外経験がほとんどなかったことが大きな理由だと思います。
人によってはいっぱい勉強をしてやりがいを感じることもあるだろうし、もっともっと旅行をして楽しさを見出すこともあるだろうし、本当に人それぞれだと思います。
もっと淡々としていたりクラブ・飲み会三昧の刺激的な日々を送ったりと何十通りもあると思います。
それは自分が何をしたいかによると思うし、いい悪いはないと思います。

とりあえずは、心身ともに元気に家に帰ってこれたことが一番良かったことだと思ってこれから頑張っていこうと思います。


恋しくてたまらない、安くて美味しいアイルランドのギネスの写真で終わります。

THE END

2016年4月30日土曜日

Irish English


先日、バイリンガールのイギリス英語vsアメリカ英語のビデオを見ていて感じました。

アイルランドの英語はやっぱりイギリス英語ともアメリカ英語とも違う!!!
前にも言ったことがあるかもしれませんが、やっぱり色々と違うなと思いました。

アイリッシュ英語はネットにも色々載っていますが、イギリス英語ともちょっと違います。もちろんヨーロッパなのでイギリス英語表記が使われますが。

LとRは、少しアメリカ英語寄りかもしれません。
あまり意識していませんが、rをザ・ブリティッシュな感じで抜くことはあまりない気がします。どちらかというとちゃんと言う印象。

例えば、'water'はワッアとは言わないと思う。笑
かといってワーラーとも言わない気がする。機会があればアイリッシュに聞いてみます。

uの発音が違うというのはこちらに来てすぐ書きましたが、もう今は何も感じなくなりました。

とにかく、アイリッシュ英語はイギリスのようなposhな感じはしない気がします。
だからアイルランドにいたからってあんな上品な英語がマスター出来たとか思われたら大惨事。笑
個人的には、アメリカ英語以上イギリス英語未満という印象。
確か、イギリスでもアメリカでもない英語はアイルランド語(ゲーリック)の影響があったんだと思います。気力がなくて今はちゃんと調べられませんが・・・
例えばthの発音がちゃんと舌を噛むようなアレではなく、threeがtreeのような音に聞こえたりします。



発音はあまりイギリス英語っぽくないなという時がありますが、それでも使う単語はもちろんイギリス英語です。
例えば、私が実際に生活の中で聞いて「おお」となったもの

practise-動詞のpracticeの時はcがsに変わる
aubergine-eggplantのこと
advertisement-verのところにアクセントが来る アドヴァーティスメント
hoover-vacuum cleanerのこと

crisps-ポテトチップのこと
chips-芋のこと(フライかな、基本)
runners-スニーカー
grand-"How are you?" "I'm grand"みたいな感じで使うことが多い
cheers-男性がよく使うらしい。thanksって感じ。
後半5つは イギリスと言うよりアイルランドで使われる言葉。


多分他にもたくさんありますが、思い出せません・・・
あとは"H"のことをヘイチと言います。not エイチ。

あとは、アイリッシュは話すのがとても速いですね。今でもあまりよくわからなくて聞き流すことは多々あります。
アイルランドの中でも西の方など、田舎の方はアクセントがかなり異なりそういうところ出身の人と話すとやっぱりわからないことも多いです。
あとは年配の人が話すことはかなり聞き取りづらいです。

全員がこう言う話し方をするわけではありませんが、留学生でもなんでも関係なく(アクセントバリバリで)普通に話してくるようなアイリッシュの人だったら割とこのビデオのような感じで喋る人もいます。

というわけで、あまり中身がありませんでしたが、とにかくイギリス英語のようなposhな言葉を聞いたり使ったりしているわけではありません、ということが伝えたかっただけです。

ちなみにハリー杉山のバリッバリのイギリス英語結構好きです。笑 
30代には見えませんね。インスタで毎週日曜にやる英会話ビデオも結構好きです。。


というわけで。
興味がある人はyoutubeで色々見てみてください。
ちなみにゲーリックの影響で読むのが難しい人名もアイルランドにはたくさんあります。(1DのNiallナイル、女優のSaoiseシアーシャなど)



THE END

2016年4月24日日曜日

Sick/Food in Ireland

ハロー、ずいぶんとブログなんてものから離れておりました。笑

最近はなにをしていたかというと、最後の授業の週をなんとかサボらずに終えてきて、なんと留学中の授業が全て終わりました。2学期は本当に早かった!
今はエッセイの課題をしなければならない時です。
日本に帰る前に旅行をするので絶対に終わらせないといけません。。

その前の週は、日本語ボランティアが最後で色々と証書を貰うためにレポート作成が必要でそれに追われていました。
多分その前の数週間は、体調を崩して引きこもっていました。
こちらに来て、日本から持ってきた風邪薬が出番になることが数回あり2瓶めの半分ぐらいまできていましたが、今回の体調不良はその市販の風邪薬でもいくら寝ても効かなかったのです・・・

何があったかというと、はじめ喉の違和感から始まり、寒気などは全くなく、ヴィックスのど飴的なもの(Strepsilsというやつ)を学校の薬局で買って治るのを待っていました。

多分3ユーロぐらい。


ですが、その後頭痛に悩まされ、バファリンやら風邪薬やらたくさん飲みましたが何日経っても良くならず、「頭痛 長引く 薬 効かない」などでたくさん調べて何か大変な病気なのかな?!検査?!とか恐怖を覚え、しかも外国のなんて怖いし制度があまり良くないと聞いていたので病院は行きたくないな、と思っていました。
でも、周りにこちらの病院に行った友人もいるし、何より頭痛薬を飲んでも治らない頭痛というのが怖かったので、思い切って大学にあるヘルスセンターへ行ってみました。
(ちなみに、ドクターに診察してもらうので一回一律20ユーロ。)
日本のよく行っていた内科のように診てもらうのに時間はかかりましたが(受付で、はい一時間後にまた来てって言われた)まずナースに色々説明してその後ドクターに診てもらってどうにかヤバい病気ではないと言ってもらえて、どうやら飲んでいた頭痛薬が合っていないので違う成分の鎮痛剤を出してくれると。
あとは多分菌が喉からまず悪さをしてその後頭に来たんじゃないかな的なことを言われて、ウイルスがどうこう言われました。
多分今までかかったことのないような病気だったんじゃないかな・・・

ちなみに、ナースもドクターも幸い感じがいい人だったので良かった。でもその二人で情報を共有していなかった様子だったので、ナースに先に病状を説明した意味、って思いました。笑


結局処方箋をもらって大学内の薬局で薬をもらって無事、数日後には良くなりました。
大学内で全て済んだのは良かったと思います。最悪外のクリニックに行く羽目になるかと思っていたので・・・

ちなみに、アイルランドの病院は内科外科眼科などあまり分かれていないらしく(総合病院は知らない)、まずクリニックに行ってその後さらに検査など詳しいことが必要であれば他のところに紹介されるようです。
今回は、診察代と薬代で30ユーロぐらいでした。留学中の保険で少しぐらい返ってくるかな・・・?

ということで。
他のことをする気になれなくてかなり病みましたが、偏頭痛持ちの人はこんなだるさが続くのかなと思うと気の毒に思いました。とても辛いはず・・・




*




さて、最近また太ってきました。
好きな時間に好きなものを食べているのが原因、そして体を動かしていないから。

ということで、栄養バランスをもう一度気をつけようと思ってこれでもかというぐらい野菜を昨日買ってきました。(玉ねぎ、トマト、アボカド、セロリ、人参)
夜には炭水化物は摂らない。脂っこいものはできるだけ避ける。夜にお菓子は食べない。

正直、こちらに来て食事のうち8割ぐらいは自炊しているので(節約のため、あと買っても値段の割においしくないこと多々あり)あまり現地人の生活などもよくわからないのですがとりあえずわかっていることをシェアします。


  • 食事の値段 in Dublin
書いたように、あまり外食はしないのですがそれは値段の割にあまりおいしくないから。(でも多分イギリスよりは味付けは口に合うと思う)
例えばランチだと外で食べたら多分サンドイッチなどで5〜8ユーロぐらいかな・・・(わからない)
でもこの間O'Neilsというかなり古いパブに昼に行ってみたら、夜もあるご飯メニュー(シチューや肉類+ポテトなど)にプラスして昼はサンドイッチも色々ありました!ボリュームとクオリティの割には5ユーロぐらいだったのでまぁまぁコスパはいい方かなと思いました。

私はサーモンのサンドイッチにしました!友達はアイリッシュビーフ!

夜は、ほとんど外で食べたことがないのであまりわからないのですが、あまり安くていいところを探すのは難しいんじゃないかと思います。
いまいち分かっていませんが、おそらくアイリッシュは友達同士で夜に外に遊びに行くなら飲みに行くのが多いと思うので、あまりレストランで食べたりはしないんじゃないかと思います(あくまで個人的な考え)。
あと、パブでちゃんとしっかりご飯が食べられるところはあんまり多くないです。
上で書いたO'Neilsというところとあとトリニティの向かいでグラフトンストリートに入る前の左側の通りにあるパブ。しか知らないです。


アイリッシュの若者は、クラブが大好きな人が多いので10時とか11時からシティにやってきて、朝までクラブに入ることが多いんじゃないかなと思います。


ちなみに、唯一アイリッシュっぽいレストランに入った時の写真。
確かタリアテッレというパスタにチキンが乗っていてとっても美味しかった!けどまぁまぁなお値段はしました。


ベーグルが有名なようなカフェで食べた時。この時が初ベーグルで、美味しさを知りました。その後これの真似をしてクリームチーズ・スモークサーモン・野菜・レモンがけで家でリピートしました。笑

あとは写真はありませんがBoxtyとかいう、アイルランド発のジャガイモのパンケーキで中に具を入れて包む、というようなものもあるみたいです〜。


  • 学食の質と値段
私の通っている大学の学食は、これもまたあまり利用していないので詳しくはわかりませんが、割と色々な食事があります。
ハンバーガー、ラップサンド(全部自分でカスタマイズできる)、スープとパン、肉や魚+ポテト(フライかマッシュド)などなど。だいたい3ユーロぐらいからあると思います。
でもここのフライポテト(chipsと呼ばれる)がこの間全然美味しくなくって萎えました。笑

この時適当に具を選んだらあんまり美味しくありませんでした。笑

まぁ、そんな感じであまり満足できないので私はもっぱら家に帰ってパスタを茹でたり日本のラーメンを食べたりしています。(100倍安上がりで安全・美味しい!)

  • アジアンレストラン in Dublin
留学中一番食べに行っているのは、面白いことにアジア系のレストランです。
ダブリンで行ったことがあるのは
King 7: ランチは13ユーロぐらいで日本・韓国・中国系のご飯が食べ放題、鍋も寿司も天ぷらもある、なかなか美味しい
Kimchi: 私たちの中で安定の韓国料理屋。日本の食べ物もある。
Arisu: 最近初めて行ったものの、コスパの良さに感動した。そこまで高くないのに量がものすごく多い。
韓国系アジアンマーケットの中の食堂:この中でダントツに安い。ビビンパ6ユーロぐらい。レストランではなく食堂という感じ。

そしてビビンパ好きな私はバカみたいに4回もビビンパを食べてしまいました。
でも日本で食べる方がちゃんとおこげができるから美味しい気がするな・・・

これはアジアンマーケットの食堂のビビンパ。わかめやらセロリやらブロッコリーやらが入っていてちょっといらないものが多かった。
Kimchiのは悪くないけど(だから3回も食べている)ちょっと熱さが足りない。
食べてはいないけどArisuのが一番おいしそうな感じ。

辛いものを平然と食べている友人たち(辛いものが好きな日本人)を目にして、私は決して韓国には行けないなと思いました。(あまり得意でない)

日本食レストラン、というのもたくさんありますがやはりかなり高いと思うので結局行かずじまいです。寿司などはわりと 食べなくても大丈夫。ラーメンもお家にある。笑


  • カフェ in Dublin
私はカフェに関しては!かなり満足しています。
さすがヨーロッパ、という感じで外観も内装も可愛い。
食事と値段はどうかというと、正直言ってあんまり安くはないと思います。
カフェ大国(?)イタリアに行った時は2〜3ユーロで美味しいコーヒーが飲めましたが、多分ダブリンで美味しいコーヒーを飲むならもうちょっとお金がかかる。
まぁ私は紅茶派なのでカフェに行っても紅茶ばかり飲みますが。ヨーロッパだと紅茶を頼むと大体ポットで来るのでかなり量は多い。

ダブリンで有名なカフェがQueen of Tarts
(ブレた・・・)
もう内装がとっても可愛いんです。でもわりと狭いので、日本のカフェのように待ったり、ぎゅうぎゅうで座ることになりがちです。
観光客に人気で、この間行った時は隣はスペイン人のグループでした。
値段は・・・全然覚えていませんがケーキと飲み物で7ユーロぐらいは払った気が・・・10ユーロは切ります。

お店で作っているケーキ類がどれも美味しそうで選ぶのにすごく時間がかかります。


全然色気のない写真ですが笑、これはKC Peachesというダブリンに何店舗もあるカフェで食べたランチ。
6〜7ユーロぐらいでお皿一枚に好きなだけご飯が盛れます。ミートボール・パスタサラダ・パイ?のようなものを選びましたがどれも美味しかった!
wifiもあってかなり人気のカフェです。かなり甘い抹茶ラテもあります。



Le Petit Parisienという思いっきりフランスっぽいカフェ。
中はすっごく狭いです。タルト?が確か美味しいらしいです。店員はフランス人。フランス気分を味わえるところ。


The Fumbally Cafe
結構中心からは歩きます。20分強ぐらい・・・。きっとバスも使えます。聖パトリック教会の方向。
でも遠い分、とっても広くていいです。天井が高いのはポイント高い。
落ち着いていて雰囲気がとってもいいです。
きっと食事も美味しいと思います。(紅茶しか私は飲んでいない)


これはAvoca Cafe
アイルランドの雑貨屋さんAvocaのお店の3階にあるカフェ。
日本でいうアフタヌーンティーのような感じ。少しお値段は高め。
アップルクランブルをいただきました。。


あとは、トリニティカレッジの近くにあるKilkennyというショッピング施設と一緒にあるカフェもコスパがいい感じでした。


他にも少しだけ行きましたが、以上のところが大体良さそうなところです。



  • アイリッシュの食生活
あまり詳しくはわからないし、私が見ているのはほんの一部の人なので確かなことは言えませんが、かなり日本人と欧米人の食生活は違うんだなと思いました。

もちろん忙しい大学生だから、というのは大きいのでしょうが、ほとんど料理らしい料理を彼らはしない。笑 人が多い。私の周りは。
栄養大丈夫なのかと心配になりますが、食べる野菜はほとんど冷凍のものだったり、私が目にする時は冷凍のチキンやポテト、あとはパスタなどでほとんどがお皿一つ。

日本人が大切にしているのであろう一汁三菜、は決してありません。。。

なので日本人が長生きする理由がわかるわ・・・とよく思っています。
そして昔から、料理嫌いだと言いながら毎日三食、冷凍のものはあまり使わず美味しいご飯を作ってくれた母親に感謝です。
どんなに時間がない時も朝はご飯味噌汁焼き魚・他のおかずに必ずフルーツ、昼は色とりどりのお弁当、夜も炭水化物はないけどおかず何種類も、ほとんど三食欠かすことはないという生活で今まで20年間過ごしていたので、こう育ててくれた親は偉大だと思います。だから私も将来もし家庭を持つことがあればそれは最低限受け継いでいきたいと思います。
食って生活においてかなり重要。栄養・彩り・おいしさなど。
今振り返れば外食より家の方が美味しいから!と言っていた父親のことも理解できるような気がします。確かにずっと安く美味しく食べられる。
もちろん外食も特別な気分になるから楽しいんだけど。

ということで、将来もっと大人になって一人で暮らすようになったらできるだけ美味しいご飯を自分で作って幸せを噛み締めながら生きていきたいと思います。
ちなみに一人外食というのは寂しくてつまらなくて嫌だから多分しない。笑



はい、今日は以上です。さよなら。

THE END

2016年3月30日水曜日

Flight back to Japan

最近。

1.イースターがあった

アイルランドでは先週の日曜がEaster Sundayだったらしく、それ関係(これについてはあまり詳しくわからない)で金曜から月曜まで休みでした。
とは言っても、わたしは特に何もせず過ごしました。
本当は日曜と月曜で、シティセンターでアイルランドのイースター蜂起(アイルランドがイギリスから独立した)100周年で軍隊のパレードや首相・大統領(日本でいう天皇のような位置にいる人)などが来たり盛大なお祝いがあったようです。
ですが、私は喉らへんがおかしく風邪をひいたようなので家でおとなしくフルハウスなどを見まくっていました。
(ヴィックスみたいな喉に効く飴が欲しくて今日初めて学校の薬局へ行った!そしてヴィックスは売っていなかった。)

あ、ちなみにパレードへ行った人はとっても良かったと言っていました。(でも私はお祭り騒ぎはセントパトリックデーで十分満喫したと思ったので良いです。)
ただこの100周年のお祝いは今年だけだったのでちょっともったいなかったかも。

あと、食材を求めに買い物へ出かけたらまさかイースターの日曜はテスコもリドル(安いスーパー)もアルディ(これも安いスーパー)も全て閉まっていて1時間ほど無駄に寒い中歩いたのでイライラしました。笑 祝日はスーパーですらきちんと空いているか確認しなければなりませんね。。。


2.宗教勧誘(カトリック)に初めてあった

先日学校の近くを散歩していた時のこと。
おじいさんに声をかけられたので足を止めてみたら「ここで勉強してるの?」というような普通の会話から始まったので随分とフレンドリーなおじいさんだなと思っていると、「名前は?」と聞かれ答えると、「どういう意味?」「色とかそういう感じ」「どんな色?」「いやそういう具体的な色じゃない」という流れになりました。
おそらくそのあたりから、少し変な方向になり、「すべての色は神が〜〜だ〜〜」のような感じになりました。(かなり序盤から話がわかっていなかった私)
ああそういう感じか、と思いましたが話の入り方が雑談からだったのでいきなり中断して逃げるわけにもいかず、はぁはぁ、と聞いていましたがだんだん「神を信じる?」となってきて、「これが神だよ」とか小さな紙を見せてきたりして、延々5〜10分ぐらい、神はどこにでもいる、というようなことを言いしまいにはブレスレットのようなものを握らされてなんだか唱えさせられました。(今振り返ると何やってるんだという話)
さすがにもう帰らせてくれ、と思っていたら「話せてとても良かったね、また必ず会おう、この辺りのお店によく顔を出すから」とか言われ握手され、終わりました。

なんとも奇妙な10分間を過ごしましたが、やはり終えてみてから不快感を覚えました。。。
あそこで「私は仏教徒だからその教えは聞けない」とか言うこともできなかったし、私は何も信じていませんと言ってもそれこそ布教されそうだし、いきなり逃げることもできなかったし、英語全くわからないふりも逆にめんどくさくさせるだろうし、何もできなかったとは思いますが、何だかいい気持ちはしない。
まぁその時に感じたのは、宗教に熱心な人、何らかの宗教を信仰している人というのは自分とは全く違うな、ということ。
今まで日本にいた頃は全然宗教について考えたことはなかったし、留学に来てからもそんなに「自分の」宗教観というものに関しては無関心だったなと思います。
まぁ我が家は仏教のしきたりに則ってはいますが、精神的には無信仰なのかな・・・?
あまり考えたことがなかったし、考える必要も今までなかったなと思います。

そんなことを考えたある日。いやでも道端でいきなり教えを説こうとしてもダメですよおじいさん。
パブで「おごってあげるよ!」とか言ってくる酔っ払ったおじいさん以外もうあんまり信用しない。笑



3.日本へ帰るチケットを決めた

数週間ほど調べ、悩み、親と相談をしましたが、ようやく日本へ帰る飛行機を決めました。
残りここでの生活も50日を切りました。(短いようで、長くもある)
それはそうと、なぜこんなに数週間も悩んだか、そしてどうしたかを誰かのためになれば、と綴ろうと思います。

まず、東京からダブリンまでは私はHISを介して、ターキッシュエアラインズのオープンチケットを購入してそれで来ました。
その時は、ダブリンに早い時間に着く便がよくて(一人でホテルなど泊まりたくなくて)ほぼその基準だけで航空会社を決めました。そしてヨーロッパ乗り換えよりもトルコや中東で乗り換える便の方が一般的に安い(時間はかかるが)ので。

オープンチケットなので、往復15万円弱ぐらいで、帰りの便はほぼ好きな日に変えられる、と聞いてきました。実際は、変更に追加料金を払わなければなりませんでしたが。でも出発の12か月後までは追加料金を払うだけでいつでも日程が変更できます。

ただ、ここで問題が。
この日程(便の)変更が、HISを介して変更ができず、自分で連絡を取らないといけない。
自分でHISにメールしてまず聞いてみましたが、キャンセルにしても日程変更にしても現地の番号に電話してくださいと言われ、絶対に大事な用を電話したくない(友達みんなも言うが私も英語の電話が大の苦手)ので絶対にそれはしたくないと思っていました。(でもなんで旅行会社が日程変更できないんでしょう。そういう面倒くさいことも負担してくれるものだと思っていました)(まぁ電話しないといけないことは出発前から書類に書いてあったと思われるが)

そして最近のテロなどが親を不安にさせ、イスタンブール乗り換えでなく、他の都市経由の便に変えられないかと言ってきたので他の会社の飛行機を探し始めました。
スカイスキャナーを使って大体の値段を航空会社や日程別に把握したら、変な仲介サイトを使うと手数料やら何やら不安なのでその会社のサイトに直接行って値段を確認しました。

何日にも渡る調査の末、いろいろな条件をクリアして残った会社はエールフランスと日本航空でした。
エールフランスではトータル9万円弱ぐらい。パリ乗り換え。
日本航空ではトータル14万円ぐらい。ロンドン乗り換え。ロンドンまではブリティッシュエアウェイズかエアリンガス(アイルランドの会社だから最後にちょっとだけ乗りたかった感もある)。

もちろん安心度でいったら日本航空の方が上、そして預けられる荷物も一社だけずば抜けて23キロ×2。(フランクフルト経由全日空も同じようですが、さらに値段が張ったので)他の会社は大体預け入れは23キロ一つです。

この二つでどうする、とずっと悩んでいましたが、ここに来て友達がターキッシュで同じぐらいの日程で帰ることが判明し、イスタンブール乗り換えも必ずしも危険というわけではない(し、他のところも100%安全とは言えない)しターキッシュ現状維持だと追加料金もそこまでかからないという点で少し揺れていた親にそれが最後の一押しをしたようで結局ターキッシュに戻ってきました。多分その友達と東京まで帰れる。!

正直言えば、「間違いはない」と言われる日系の飛行機で長距離は乗りたかったし、来る時もターキッシュは悪くはないけど良くもないな、と思っていたので少し残念ではありますが、10万近くセーブできた(というより、払う必要があまりなかったものを払わずに済んだ)ので良かったと思うことにします。

あと、この日程変更は、空港へ行って直接受付のお姉さんに言ったら簡単にできました。割と感じのいい人で席もその場で取ってくれて良かった。もともと日程変更は電話だけではできなかったようなので、ストレスフルで大して通じもしない電話をする手間が省けてとてもハッピーです。
それと!!とっっても驚いたことが、「じゃあ〜荷物は30キロまでね」と言われたこと。
行きは調べて20キロだと思っていたのに、聞き返しても、チケットにも、30キロとあります。
ターキッシュは荷物に関してはケチだと思っていたので嬉しい驚き。と同時に、来る時も30キロいけたのかな?と後悔が残ります。(25キロ弱だった)
まぁそれにしても、段ボール二つぐらいで日本には事前に送らないとやり過ごせないと思うのでいいのですが・・・

という感じで、これ以上何か世界情勢が大きすぎる変化を見せなければ、この便で帰ることにします。


将来留学に行く人に言いたいのは!!
オープンチケットで買うのならば、少し慎重に会社を決めること!!!
ちょっと高くても日系の会社を使うのは安全でいいと思います。預け荷物が多いのもかなり魅力。
あと会社にもよると思いますが、復路の日程変更は面倒くさいこともあるので、初めの時にあんまり適当に決めすぎない方がいいと思います。


今の気持ちは、帰りたさと残りたさが7:3ぐらいです。
来年は見られない、と覚悟を決めてから来たけどやはり日本の桜は恋しいし、気の知れた友達にも会いたい。でも就活を頑張っている友達の前に「よっ!」と軽く戻るのも嫌だし、一度帰るとなかなか戻れない貴重なヨーロッパでの生活ももうちょっと満喫したいとも思います。
悩みが尽きません。ただ、やはり週末にフォーカスするとあっという間に1週間が終わってしまうので、50日もあっっという間に終わってしまうと思います。



多分家でも聞いたことがあった、エンヤの曲。アイルランド出身の歌手です



THE END

2016年3月23日水曜日

St. Patrick's Day

3月17日。
ここアイルランドではおそらく一年で一番盛り上がる一日でした。
そう、セントパトリックデー。
アイルランドでは、Paddy's Dayとか呼んだりもします。
ちなみにアメリカ?とかではPattyと呼ばれたりして、アイリッシュはPattyじゃないよ、Paddyだよと怒ったりします。(アイリッシュはアメリカンの言うことにかなり敏感な気がする。笑)

とにかく、アイルランドにキリスト教を伝えた聖パトリックの命日ということで3月17日は祝日となり、街はお祭り騒ぎになります。
有名ではありますが、シンボルとしてシャムロック(三つ葉のクローバー)や緑色のものを身につけるのが決まりで、街は緑一色になります。
私はダブリンでセントパトリックデーを迎えましたが、もちろんアメリカやオーストラリアなどの国でもお祝いされていたようですね。日本でもパレードがあったり。

とにかく、歴史的な建物が緑にライトアップされたり、お土産屋さんでは相当前からセントパトリックグッズが大々的に売られ、観光客カモン!という感じでした。


そして当日。
私はダブリンのシティセンターで行われるパレードを見に行きました。
留学していてせっかくアイルランドにいるならこの盛況ぶりは味わうべきだ、と思ったし何よりも、この小さな国で一番盛り上がる日はどんなもんなのか気になったので人混みも覚悟で向かいました。笑



逆光で全然人が見えていませんが、朝早くからほんっとうにたくさんの人がシティに来ていました。ダブリンではなかなか考えられない、ものすごい数の人、そして緑色のグッズ!!!(帽子や服、フェイスペイントなどなど)

このパレードというのは、色々な団体や組織が参加していてもちろん政府関係や軍隊(?)系などかしこまった人たちもいたり、はたまた完全にボランティアの地域の子供達、というような踊りなどもありました。
その中で、私の留学中の大学の友達が参加するとのことでそれをメインに見てきました。
(何ヶ月も、毎週のように練習に行っていて当日も朝から準備していて本当に大変そうだった!お疲れ様!)



パレードはメインストリートから徒歩30分ぐらい(?)までの距離を練り歩くようでしたが、私はこの友達のおかげで、GPOというオコンネルストリート(一番メイン)のど真ん中の位置の、最前列という素晴らしい場所で見ることができました。
ただ、限られた関係者用の場所が設けられていたのですがこの中でもいい場所を取るためにパレードの2時間前ぐらいからそこで待機していました。するとさすがアイルランド、3月でも余裕で寒いのでだんだん身体が芯から冷え、最前列も取られてしまうので身動きも取れず、ものすごく辛い待ち時間を過ごしました。。(屋外で数時間待つ年越しカウントダウン系はやっぱり死ぬまで無理だと実感)


そんなこんなで、2時間ほど余興もほとんどないまま頑張って過ごし、大統領が来たりマーチングがあったりと色々して(略)、パレードが始まり、1時間ほどで友達の団体も目の前を通って行きました。ただ、その団体は運悪く私たちの前はほとんど止まらず華麗に進んで行ったので全然目に焼き付けることができず・・・まぁ雰囲気は十分楽しめました。
あぁ、あと良かったのはたまにマーチングのブラスバンド以外にもバグパイプのバンドもいたことですね。おじさんたちがあのケルトチックな衣装を着て伝統的な感じの音楽を演奏していて良かったです。






パレードっぽい写真。。。
参加者の皆さん、お疲れ様でした。。。


パレード自体はザ・お祭りという感じで良かったですが、それよりも印象的だったのが友達を確認してからそそくさと退場する際、あまりの寒さで震え、また3時間ほとんど動いていなかったので足が気づかないうちにしびれたという初体験をしたことでした。その後に食べたビビンパ美味しかったな〜


パレードはだいたい3時ごろ終わりますが、そのあとはおそらく皆さんパブに繰り出していたと思われます。
テンプルバーというシティで一番有名な飲み屋街は一年で一番混むらしいです。
結局そこまでして昼から飲む必要はなかったのでご飯を食べたら帰って、夜に近くのパブでギネスとサイダーを飲みました。

あとはパレードの関係で、バスがシティの中心地を避けて運行するため行き帰りがとっても大変でした!20分ぐらいで帰れるところ、4〜50分バスを待ちました・・・



ちなみに自分たちも含め、アイルランドで留学中の学生や旅行客はこぞってセントパトリックデーはシティへ行きムードを楽しみますが、やはり現地人の人たちは特に何もしないらしい。確かにまぁそうでしょう。パレードは一回見たらもう十分だと思うし、何ならテレビ中継などで家でゆっくり見られるし。
誰かは、「アイルランド人にとってセントパトリックデーは昼から飲む口実」とか言っていました。笑

アイルランドのテレビ番組、RTEで今年のセントパトリックデーの様子が見られるのでもしよかったらどうぞ!(ほぼフルの映像で、長いけど)
オコンネルストリートにあった大きいスクリーンで私が大きく一瞬映されたと友達が言っていたので、この映像にも映っているかと恐ろしくなりましたが、どうやらそのスクリーンとテレビ映像は別みたいだったのでよかった!笑
http://www.rte.ie/player/ie/show/st-patricks-festival-1236/10546590/



あとは、今年はアイルランドではイースター蜂起(Easter Rising)から100周年ということで、それに関するイベントもたくさんあります。
これはアイルランドのイギリスからの独立ということで、かなり大きいイベントだと思います。
アイリッシュたちのナショナリズムが高まる、なかなか歴史的な年にここに来たなと思います。よかった!



最後に、結構前から楽しみにしていたセントパトリックデーを終えてみて思ったことは、正直「一度で十分だ」です。笑
クリスマスやハロウィンよりも集中して多くの人がお祭り騒ぎになる、というのは面白かったし自分も緑のものを身につけ、国旗のシールを顔に貼って、など非日常的な日を過ごせたことはいい思い出です。
でも、「セントパトリックデーだ!!!」といって緑を身にまといお酒を飲むことぐらいしか特にやることもないのでなんとも。笑
まぁ子供でなくなるとこういうお祭りごとは全て同じように感じてしまうのかもしれません。


ということで。
アイルランド留学を満喫した一日でした。
またアイルランドに関して思うことを近いうち綴ります。



THE END

2016年3月3日木曜日

Safety in Dublin

もう深夜1時前ですが、明日の授業は午後からなので油断していて、
さっきシャワーをしていてふと思いついたためダブリンの安全度、治安とその他の行った国で感じたことを書きます。

まず私の住むアイルランドに関しては、来る前からヨーロッパでもかなりトップレベルに治安がいいと聞いていました。
そして実際、普段の行動範囲は学校の周りぐらいなので、ほとんど危険はゼロです。まず住宅地の中にあるようなところなので、学校内は発砲事件とかは皆無。銃も一般人は持てない国らしいです。

そして、ダブリンで遊ぶところと言ったらシティセンターという中心地、有名なオコンネルストリートやグラフトンストリート、テンプルバーなどがありますが、そこも基本的には安全です。

しかし。

ここ最近ダブリン市内でスリやひったくりなどの軽度の犯罪が多発しているようです。
そしてまさかの。私の友達も実際に何人かそういった被害にあっています。

そういった被害というのは、例えばiPhoneで音楽を聴いていたらポケットからiPhoneだけいきなり盗られたというもの。恐ろしい。携帯が一番被害が多そうです。
あとはシティで財布が盗まれたというのも聞いたことがあります。

日本にいた頃と同様に、私はここでも結構音楽を聴きながら歩いていることが多いのですが、なぜだかこちらではイヤフォンをつけている人を日本ほど見かけないな〜と思っていました。
それの理由の一つにこれ(スリ)があるかもしれません。もしそうなら、今まで無事でよかったな自分・・・
とにかく、音楽を聴いている時にiPhoneだけ盗られたというのを聞いて恐ろしくなり、それからは泣く泣くシティを歩く時は音楽なしで歩くようにしています・・・(まぁ気をつければ普通に聴けるでしょうが)

音楽聴きながら歩きの他には、最近iPhoneとパスケース(財布はいうまでもなく)をコートのポケットにできるだけ入れないようにする、と気をつけています。入れていても自分の手も突っ込む。
あとはリュックの時は財布は後ろに入れず、コートのポケットに入れてほぼ自分の手で持っておく、ぐらいにしています。

ダブリン市内にしては厳重すぎるかもしれませんが、盗られたらもう返ってこないと思うのでこのままノー被害で帰るためにできる限りは防犯対策をしています。


旅行中感じたことは、気をつけていれば大抵はヨーロッパは大丈夫。
日本にいた頃から、(電車では思いっきり何十分も寝ますが、でもカバンはしっかり締めて抱いていたし絶対に盗られないように腕に巻きつけていた)割と防犯意識は高かったと思うのであまりこちらでもストレスにはなっていません。
それでも色々工夫はしています。例えば
パスポートは文字どおり肌身離さず持つ(服の中に入れる)
お金は2.3か所に分散して持つ(いざの時のためにとても大事!)
カード紛失時の連絡先をメモる(これも一つではなく2.3か所に)
ホテルに貴重品を置くときはカギつきのスーツケースの中に入れる
ヘラヘラしない

という感じです。

私は今までイギリス・ドイツ・イタリア・チェコ・オーストリアに行ってきましたが危ない目にあったことは一応ないです。
ただ、他の友達が旅行中にお金を盗られてしまったりパスポートを紛失したり、と他人事ではないので気をつけないといけないと思います。
よく聞くのはイタリア。
ローマ、ナポリ(確か最悪レベルに治安が悪いらしい)は要注意。
私が行ったヴェネツィアはイタリア随一で治安がいいらしいです^^

まぁ被害に遭ってしまう時は遭ってしまうのでしょうが、できるだけ危ないと分かっているところは行かない方がいいでしょうね・・・


スリやそういう治安の悪さの他に、日本人からしたら「怖い人がいる」というのが大きいポイントではないかと個人的には思います。ホームレスや、あとは単純に変質者、酔っ払いなど

正直、ヨーロッパにも相当ホームレスの人はたくさんいると思います。
実際ロンドンで泊まったホテルがすこーしだけ治安が悪そうなところにあって、お金をホームレスにせがまれて追いかけられ、なかなか怖い思いをしました。
あと思い出したのが、ヴェネツィアで(治安いいと言った直後に笑 でもきっと例外)年越しを待つ10分ほど前、私の後ろ数十センチのところにおじさん?お兄さん?がずーっと立ってきて、ほぼ密着でいくら移動してもついてくる、という奇妙な怖い体験がありました。
別に痴漢をしてきたわけではないのですが、とにかくずっと背後につかれました。

ダブリンでも、多分夜のシティを歩いていると酔っ払いが絡んでくる、というのはよくあるのではないかと思います。
あとはホームレスもかなりいて、アグレッシブにお金を要求してくるのでノーとはっきり答えないといけないです。アイリッシュと一緒にいるときは慣れているので彼らが秒速でノーと言ってくれるので安心。


そこで。
私が思う唯一、最強の不審者撃退方法。笑
キビキビと、スキを見せず不機嫌そうな顔で歩く
日本でもやっていました。
何かしてきそう、というわけでもないけれど、何だか怪しいな絡まれたくないなと思う人がいたら、絶対にスキを見せなかったらほとんどは絡まれません。
これはどこでも同じだと思います。
東京で歩いていると変な輩はたーくさんいます。でもそこでのんびりヘラヘラと歩いていたら絶対に捕まります。なのでとにかくそれを感じたらついてこれないぐらい早歩きをする。
と言うより、公共の場では割と愛想悪くしていればまず変なことには巻き込まれません。笑 だってしかめっ面していたら誰だって絡みたくないもん笑

そして海外にいるときは、きっとアジア人であるだけで何かしら他の人たちとは違って見られると思います。多分マイナスに。
あと、特に日本人とわかると高いものを持っていると思われることもあるらしいです(iPhoneやら何やら良いマシンをね)。
なのでとにかく甘く見られないようにキビキビと歩いていたらどこでも大丈夫だと思います。
街中での一目惚れから始まる恋か何かを求めていない限り、割としかめっ面をして歩いていても何も問題はないと思います。笑


というわけで、アメリカや他の地域はどうなのかよくわかりませんが、以上が一応ヨーロッパにいて感じたことです。
個人的には何も問題なく暮らしていますが、実際周りに小さな(実際小さくはない)事件(盗難など)にあった人がかなり多くいるのでそれなりに気をつけた方がいいと思います。日本みたいに財布が交番に届けられる、なんてことはあんまりないのかもしれません。



もう3月!信じられない。



THE END

2016年2月29日月曜日

Future

悩みごとが尽きない。
よく私はツムツム(ゲーム)をしながら考え事をするのですが、今必死にツムツムをしながら頭の中は将来のことについてでいっぱいでした。

ここ最近、留学も残りわずかということを実感して、今まで何ができたのか、帰るまでに何ができるのか、今何をすべきなのか、など常にぐるぐるとしています(逆に今を大事にしていない?!)。
何でもそうですが、慣れてくると時間が経つのはとても早いので、大学1年生の1年間よりずっと2年生の方が早く過ぎた、というようにこちらでも1学期よりも2学期の方が相当早く進んでいます。


そこで、最近考えるのは自分の将来についてです。
振り返ってみれば、今まではほとんどすべて誰か他の人もやっていて安全だと分かっているレールの上を走っていたと思います。
中学受験は自分で決めたけれど周りに同じ境遇の友達がいた。
大学受験も自分で決めたけれど同じようなことをしている友達はたくさんいた。
大学の学部学科も自分で決めたけれどなるべくそのあとの選択肢が多く未来の自分に任せられるように甘えた。(笑)
留学も自分で決めたけれどうちの学科にとって交換留学はかなり一般的な選択。

そう考えてみると、どれも自分の意思ではありつつも何か大失敗にはならないような安全な道を選んできたんだなと思います。かなり保守的なので。

大学卒業後のための就活は、今始めたようでろくなことをしていませんが、留学に来るまではずっと4年で卒業するために、帰国したらすぐ就活をして、終わったら卒業のために1学期だけ大学に行ってそれまでバイトもなんとなく続けて別に卒論は書かず、という予定で考えていました。

だがしかし。
ここ最近、ふつふつと「もうちょっと勉強したい」「もうちょっと新しい人に出会う環境に身を置きたい」「もうちょっと世界のことを知りたい」などという感情が湧いてきました。そんなにたいそうなことではないですが。
つまり「帰ってすぐ社会人になりたくない」という気持ちです。
こちらに来るまでは、1年卒業を伸ばす=のんきな学生生活をもう一年過ごす、というイメージでした(最低だな)。
それでも、こちらに来てみて、学年に縛られずインターンを長期でやるヨーロッパの学生たちや日本人の友人でも海外インターンをすると決めた子がいたり、いろいろな経験を自分で積もうとしている人と出会ってみて、これはポジティブでちゃんとした目的があっての選択なんだなと感じるようになりました。
なので、前までその「帰ってすぐ社会人になりたくない」というのは自分の中で怠けた生活を送りたい、とりあえず怖い就活を先延ばしにしたい、というイメージだったのが、今は「社会人になって自由な時間が減る前にもうちょっと色々な経験をしてみたい」という意味になっています。


こう思うようになったきっかけというのは、まず環境がガラッと変わって色々なバックグラウンドや性格を持った人と出会ったことで自分の知り合いの幅が広がって、今まで遠い存在だった自分以外の文化(?)が身近に感じられるようになった、というのがあると思います。
特に、日本文化に強い興味を持った人と出会ったことで日本人としてのアイデンティティは強く意識するようになったし、自分が日本人としてどう行動するか、他の人がどう行動しているか、日本社会ではどんな価値観が重んじられているのか、など色々なことを考えるようになりました。主観的にも、客観的にも「日本」について考えるようになりました。

あとは全く違う環境でも、何かしら自分でアクションを起こすことはできるんだなと感じるようになりました。
例えば日本語に興味がある人への日本語レッスンのボランティアは自分たちで完全に企画していてもし自分たちがやろうとしていなければ今頃そういったレッスンは今年は存在していなかったと思います。(前年にもあったけれど、存続という意味で)
海外に行っても自分は無力だろうと思っていましたが、発言しようと思えば授業でもちゃんと意見を言うことはできるし、むしろ日本人、アジア人として求められることはあるし、存在価値はあるのだなと思います、問題はただ自分がそれに対してどう行動するかだけであって。

ということで、方向が分からなくなってきましたが、この半年でもっと恐れずに色々なことを挑戦してみたいな、もっと前からやっていればよかったな、と思うようになったわけです。
具体的に言えば、もっと前にも短期でも国外に出てみればよかった、ということや日本の大学で積極的に色々な活動に参加しておけばよかった、など。
今後のことで言えばもっと色々な仕事を経験してみたい(日本でね)、やただただ定まっていない自分の専攻分野、を研究してみる、など。


要するに、今考えるのは
学生の期間を延ばしてもうちょっと色々なことがしたい
です。
自分でまだ色々な経験がしたいという気持ちがあるのに将来の大事な大事な仕事を早まって決めてそのまま大学を終える、というのが少しやだなと思うという感じです。
ただ、今まだ自分の中でいろいろなことが渦を巻いていて、やっぱりこれはただの甘えなんじゃないか、遊びたいだけなんじゃないか、という気持ちや珍しく自らこうしたい、という気持ちになっているんだから尊重するべきだ、とかこの文字に起こしているのと同じぐらいごちゃごちゃな頭の中というわけです。

きっと、理由とやる気を伝えれば両親は私に判断は任せてくれると思うのでとにかく自分がどうしたいのかをしっかり考えて答えを出したいと思います。


うーーーんどうなるんだろう。自分でもわからない。
とりあえず人生の中でなかなか大事な判断の時が近づいているのだと思う…


今日は夜ごはんちゃんと作ろうっと。笑




THE END

2016年2月17日水曜日

If I can go back in time....

先日、ナルニア国物語二作目のカスピアン王子の角笛を観ました。
そうしたら昔の懐かしい思い出(夢中だったなぁと)が蘇ってとても恋しくなりました。



私はハリポタやパイレーツといったファンタジーも好きですがあまり(?)人気度が高くないナルニア国物語もとっても好きです。
中高生ぐらいの頃ですが本も(もちろん日本語で)読破しました。
残念ながら今はもう内容はあまり覚えていませんがそれでも割と古い小説なのに世界観が面白い。
アスランが「私は君の世界では違う名前で知られている」と言うセリフがありますがきっとアスランは「神様」ということなのかな、と思いきっとヨーロッパのキリスト教が関係しているんだろう、とうっすらと昔は思っていましたが今再び観てそしてググってみて、作者のC.S.ルイスはイギリスのキリスト教伝導者でもあったらしく、まさしくアスラン=キリストというイメージであるとこの歳で学びました。苦笑
確かに1〜3作映画化されたものは全て自然との共存がテーマにもなっているし至る所に「神」という概念が見受けられるのでなるほど、となりました。

ただの面白いファンタジーというイメージから一歩進むことができたので家に帰ったらまた小説読もう!将来子供ができたらナルニアなどたくさんのファンタジーを読ませたいと強く思います…

最後に一言。
カスピアン王子の角笛はサウンドトラックもとってもいいです。
高校生ぐらいの時に狂ったように聞いていたことを思い出しました。とても好き。


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この頃、留学を現在体験している身として日本にいた頃にもっともっとできたことがあるなとよく感じています。
正直言って、留学中にできている体験のうち、半分ぐらいは日本にいた時もその環境は自分で作り出せたと思います。
ということで、しておけばよかったということをリストアップ


1.
音楽・映画・ドラマ・ニュース・ラジオを聴きまくる、音でインプット

日本にいた頃から音楽・映画はかなりの頻度で聞いて・観ていましたが、もっとドラマを見ておけばよかったと思います。
確かに海外ドラマにハマると相当な時間が取られるし、バイトや課題などいろいろなことに追われている時期はのんきにドラマを見ることなんてできなかったでしょうが、最低限長期休暇など、ある程度時間がまとまってある時に朝の1時間、ご飯を食べながら、夜寝る前スマホを弄る1時間、など頑張ればいくらでも時間は作れたと思います。
そしてテレビもあるので現在のmacbookよりももっと快適な環境で見ることができたのに。

ドラマは映画と違って45分ぐらいで見ることができるし、会話が多いしテンポもいいのでとても勉強になると思います。
帰ってからもNetflix日本版で入りなおそうかな…
まぁ日本にいるときも英語音声英語字幕、もしくは字幕なしで見るのが勉強になりますね

あとはもっと通学中や空いている時間に英語の音声を耳に入れるようにできました。


2.
英文のニュースなどを読む、見る文字でインプット

まぁこちらでもそんなに積極的にできていませんが、ネットでいくらでも海外のリアルタイムのニュースを見ることはできるのでそうやって生きた英語を読むことはもっとできました。
英語の文献は嫌でも読まなければならなかったのであれ以上読もうとすることは私には難しかったと思いますが…


3.
頑張って英語話者の友達を作る、話す機会を少しでも作る、アウトプット

これが来る前は一番難しかったことで、英語話者の人とたくさん出会えたことは私にとって留学に来て一番のメリットだと感じていますが、とりあえず少しぐらい日本にいた頃も英語話者の友達は作れていたかもしれません。
学校外での外国人とのつながりはなかなか難しいと思うので、せめてインターナショナルな校風の恩恵を受けて学内で少しでも留学生と交流する機会を作って、定期的に英語を日常会話として使うことができればよかったです。


4.
怖がらず海外に出る機会を増やす

留学前は、海外に行くことにとても抵抗があり、短期間の旅行でさえ無理だ怖い!と思っていました。
でも実際世界は意外と狭いし、無理だと思っても意外といろんなところへ行くことができる。
なのでもっと恐れずに、日本から出てみればよかったと思います。
そして今思うことが、現在交換留学ということで、学部生として現地の学生と一緒に授業を受けていますが、語学を強化するための語学留学というのも一つの手だったかなということです。
語学留学は英語学科にいる立場で行っても日本での授業と同じようなことをやるんじゃないか、などと思って敬遠するところがありました、正直。
でも実際は語学学校での留学(短期でも)では本当に会話に必要な英語力が磨かれると思うし、スピーキングに自信がなく普通の授業もストレスを感じるくらいなら語学の授業も受けることができればよかった、と思います。
なので、もし昔に戻ることができれば、語学力強化ということで短期ででもどこか英語圏に行ってみればよかったと思います。
もちろん今の交換留学も得るものは大きいですが、つくづく思うのがもっと語学力が高ければさらに一歩進んだ勉強ができた、ということです。
語学強化をして、それからこういった留学に来ることができたらよかったのになと思います。悲しい


(5.
Youtubeをもっと活用する)

最近になってよくわかりましたが、案外Youtuberのブログ動画などを見ていると勉強になることが多いです。
ここ数年、Youtuberはかなり増え、日本人でも動画をアップする人がかなり多いと思います。
元々英語話者の動画は結構好きで見ていましたが日本人のもなかなか面白いです!もっと前に見ていればよかった。最近はこうやって簡単に英会話を学ぶことができていいですね〜

かの有名なバイリンガール
日米ハーフの人によるHapa英会話
日米夫婦のRachel&Jun
ちょっと珍しいイギリス英語英会話
日本に住んでいるカナダ人の人のチャンネル
今度はアメリカ人の人のチャンネル

あとは

アイリッシュのビューティ&いろいろブログ
確かフィンランドの歌手のブログ、語学が堪能
有名なモデルカーリー・クロスのブログ
イギリス英語がこれでもかというほど楽しめるチャンネル
今度はアイリッシュ英語がある程度楽しめるチャンネル
これも多分アイリッシュのチャンネル


という感じです。とにかくネットのおかげで世界はずっと小さくなった気がするし、いろいろなものにアクセスしやすくなったと思うので日本にいても、自分の部屋にいても英語力はいくらでも伸ばせたんだろうと思って後悔しています。
まぁでも、留学に来たからこそ得られたものもたくさんあります。
すごい力を持っているヨーロッパの学生たちと出会えたし、国籍関係なく優しい友達と巡り会えて、自分の目でいろいろなものを見て、体験して、嫌な気持ちになって、などなど。

あとは留学は人によって得るものがかなり違うんだろうな、と思うようになっています。
私は学問的な勉強面、というよりかはとにかく新しい価値観とたくさん出会ってその中に身を置いて奮闘して、という経験の方が貴重で今しかできないことだと感じるし、学ぶ内容はともかくその過程で他の人の考え方を知ることができてよかった(良い)と感じています。
ということで、必ずしもすごいことを成し遂げなくても自分なりに貴重な時間が過ごせたら良いのではないだろうか、と思っています。

(ただ、私は課題が山積みでまだまだ帰るに帰れませんが…)
人生でここまで好き勝手に過ごせる1年も今だけでしょう…悲しい。



それでは今週の残りも頑張ります。前期より確実に頑張らないと課題が追いつかないことを最近感じ始めました。



THE END

2016年2月13日土曜日

Update- Cultural Exchange

さて2学期が始まりました。
もう2学期も2週間も経ってしまいましたが本当にあっという間だ。

ここ最近はまた忙しくしております。
暇を持て余してジムへよく行ってみたりした冬休みが恋しい。
でも授業が始まると色々なことが起きてそれもそれで好きです。



  • Pancake Tuesday

今週の火曜日は、アイルランドではPancake Tuesdayというイベントがありまして、学校の色々なコミュニティがパンケーキを無料配布していました。
食べようと思えばものすごい量のパンケーキが食べられますが、さすがに1日のうち2食をパンケーキだけはきつい…と思って控えました。
ここではレモンに砂糖をかけて食べるのが伝統的らしいです。(もちろん蜂蜜やヨーロッパでおなじみNutellaをつけたりもします。いま調べたら出てきたけどヌテラってイタリア発なのね!)
このレモン砂糖は結構美味しかったです!!ぜひ。



  • Netflix万歳

最近の食事のお供はNetflixですが、先日書いたようにSherlockは好きすぎて終わってほしくないので最近見るのをやめて、あと2話残しております。
ということで、最近はDoctor Whoをよく見ています。



新シリーズのシーズン1は途中でちょっと見るのをやめてしまいまして、今シーズン2、ドクター10代目を見ております。
ご覧の通り、ドクター(主人公)はデイビッド・テナントという俳優で私には「ハリーポッターのバーティクラウチジュニア」なのですが、彼が魅力的で見るのが毎回楽しいです。
話し方がとても好き。あと、普段はメガネはかけていないけれどこうやってたまに変わる雰囲気がとても良い!
個人的にはバーティクラウチジュニアの時の少ししつこいような口調とドクターは似ている感じがしますね。

あとは、なんとこのドクターフーの中のあるエピソード(Rise of the CybermenとThe Age of Steel)でなんとバーティクラウチ(シニア)の役者との共演があるのです。あまり絡むシーンはないけれど、必見!
洋画ファンとしてはこうやってひとつの映画(やドラマ)を見て意外なときに「あ、この人!」となるのがとても楽しい瞬間です。

ドクターフーは、イギリスのBBC制作で子供向け、というお堅いイメージがあるにも関わらず個人的には結構迫力はあるし怖いシーンもあるし笑、想像を超えてくるファンタジーです。
最終的には毎回ハッピーエンドですがそれまで結構人が簡単に殺されたり(だいたい助かるけど)重いテーマを扱っているような気がします。
あと、ドクターフーは歴史が長いドラマだし放送も2000年代のものを今見ているので、なかなか見終わらないところもいいところです。笑
10代目ドクターのシリーズもあと丸々2シーズンあるし、それぞれ45分間×13話ぐらいあったので、日本に帰るまでに見終わらないんじゃないかと思うぐらいです。



  • 成績発表・2学期の授業

前期よりも色々考えてしまって難儀しましたが、なんとか今学期の授業が決定しました、また前期の成績もようやく発表されました。
1学期の成績は!思ったよりも良かったです。
100点中70点(パーセントかな?)を取ればかなり良い方(日本のAって思っていいのかな?笑)と聞いたのですが、どれも60以上だったので一安心。
授業外でもものすごくお世話になっている教授の授業が一番良い点数でそれも本当に良かったです。
2学期もこの最低点を下回らないように頑張らねば…

そして今学期の授業が
1.アイルランドにおける言語(ゲーリック含め、アイルランドで話されている言語)
2.アイルランド文学(in English)
3.メディアを通した英語
4.「他」の意識
5.Interculturalism(笑 訳せない)
6.Global Culture(聴講)
という感じです。
今回1.と2.が授業を受ける分では一番ハードかなと思っています。
教授がアイリッシュで、話すのがとっても早く、生徒を当てたりもするのですが、一応非英語話者のことは「意識」してくれます。
というのは、言語的・文化的な問題でわからないことがあればすぐ聞いて、とかyesかnoか、はっきりとジェスチャーで必ず示して、などと言ってきました。
変な意味で特別扱いをすることもなく、かといってついていけないノンネイティヴのことをほったらかしにすることもない、とても合理的(?)な教授だなと思いました。
でも授業に臨むからにはかならずそれなりに準備をしてくるように要求してくる(まぁ当たり前だけど)ので、今までゆるりとどんな授業も受けてきた人間にとってはかなりチャレンジングです。
なのでこれからは慣れない「文学」も予習していかなければならない…一番の問題です。

あとは3.の授業は課題がウェブでサイトをグループで作るというものなのですが、これもまた変わってるなと思いました。面倒くさいけど。笑
でも要するにはこういうブログのようなarticleをアカデミックに書けばいいわけなので、楽しくやれたらいいですねぇ。


前期を踏まえて、もっと授業を積極的に受けようと思ったのでできるだけ力を振り絞って今期を過ごしたいと思います。
多分前期ほど日本人の友達に頼りながら受けなくて済みそうな感じがします。
とりあえず頑張ります〜。

いやでも、毎日のように思うけれど私は「何を勉強している」と答えればいいのだろう〜
とりあえず最近はIrish cultureとIntercultural communicationと答えています。
もう日々疑問に思っています。私はなにをやっているのか。???




  • 国際交流
もう慣れてきて最近は国際交流とはなんなんだろう…というようなことを考えます。
色々な授業を日本でも受けてきて、異文化理解のためにはその文化的差異を受け入れる(embrace diversity!)ことが必要だとはよーーくわかっております。
その差をポジティブに捉えることが一歩進んだ人間になるために必要なんだとは分かっております、頭では。
でも。
やはり日々多くの文化の違いを体験していると、なかなか疲れてしまってそれから逃げたい、やその他もろもろネガティブな気持ちになってしまうと感じました。リアルな感情。

以前もアイリッシュとの共同生活はなかなかストレスがたまる、と書いたり色々な友達にも愚痴を言っていると思うのですが、やはりそういったストレスからはそういう環境で暮らしている限りなかなか逃れられません。
もちろん解決策として違う文化を持っているからあなたとは感じ方が違う、とはっきり相手に伝えることが大切だとは分かっています、頭では。
でも。
実際勇気が出なかったり、それをしたくなくなるぐらいその文化の違いが「嫌だ」と感じることがあります。
そうやって思う自分にも嫌気がさしますが、敢えて留学中のリアルな気持ちとして残しておきます。


違う文化を持つ人との共同生活だけでなく、私の場合男女関係もかなりストレスになります。
先日(昨日だっけか、、、)久しぶりにナイトクラブへ行ってきましたが、私はやっぱりクラブが好きではありません。笑
ダンスやうるさい音楽が、とかはそんなに嫌いだとは思いません、苦手なだけ。笑
嫌なのが、クラブやそういった場所へ行くとかなりの確率でナンパされること。
いやまぁ感じ方にこれも個人差はあると思いますが、私はこれは好きではありません。

クラブはそれでもそういう目的の人はものすごく多いので仕方ないですが、私はもっと身近な大学生活でも男女関係はめんどくさいと感じます。
留学をする人のほとんどが感じる、「国際交流をしたい」という気持ち、もちろん私もあります、というか誰しもあって当然。
でもこの国際交流と(おそらく)ただの出会い目的の交流はかなり近いところにあると思います。

いろんな人と話そう的なイベントが今までに何回か企画されて、それ以外でも様々なイベントがあり私はただ純粋に、男女関係なく国際交流の目的でそれらに行くのですがほぼ毎回どこかしらに出会い目的だと思われる人がいます。
そういう人に何回か捕まってしまい笑、まぁ軽く流したり無視をすればいいのですが、そういうことが続くと男性と話すのが嫌になってきます!!(恐怖症の予備軍?!)
まぁ自分でもそんなに気にすることではない、と思うし、そういう場所での出会いが本当に恋愛につながることはもちろんあると思います。どうぞどうぞ。
ただ、交流がしたいのに初めからそういう出会い目的で絡まれるととっても心外です。
もちろん日本人はそういうことは絶対ない、とかはないでしょうが笑、ヨーロッパ人は本当にそういうことが多い。理解しようと思っても、やっぱり私は嫌です。
かなり自分勝手な好き嫌いを言っているのは承知ですが、ひとつの考えとして。正直な気持ち。できることなら「彼氏募集中ではないのでそういうのはお断りです」って札をぶらさげていたいです^ - ^

でも、そんなストレスを癒してくれるのはこういう愚痴を聞いてくれる友達。日本でもここでもそういう友達がいて本当に幸せだと思います。
(これもあんまり良くないなぁ、と思いながら)「ねぇ、あの人と話した?私前絡まれたんだけどなんか変な人だよね」とか女の子の友達に言って「そうそう、いっつも女の子に絡んでる。多分脳みそないよアイツ」とか返されて笑ったり、クラブで声をかけられてもうやだから帰る〜と言ったらハグしてくれる優しい男の子の友達(これは大丈夫笑)がいたり、ルームメイトにお皿を取られて使えなかった、本当にやだと言ったらその人の代わりにごめんねと言ってくれる友達がいたり。感謝感謝です。

今日もイベントがあって色々な人と話す(speed datingというお見合いのようなもの)がありましたが、そこで新しいフランス人の女の子たちに「あの人前も絡んできたし、こういうイベントではそういうよからぬ輩がいるから気をつけてね」と言ってあげたりして仲良くなれました。笑
こういうくだらないストレスは友達に話して笑い飛ばすのが良いでしょう。

迷走しましたが、結局は出会い目的の「国際交流」が好きでなくてストレスを感じる、ということです。もちろんそんなに気にならない人もいるでしょうが、こうやってストレスになる人間もいるという主張。
まぁ、いいかげん成長しなければなりませんね…



他には、今学期に入って「もっと頑張らなければ正直言って全然英語力伸びてない!」と思ったので積極的に機会を活用したいと思っています。
他の留学をしている人にとってはかなり当たり前かもしれませんが、かなり日本人と一緒に行動している私は今度お茶して話そうよ!と言ってくれる外国人の友達が少しずつ増えてきたことがとても嬉しいです。
あとは日本語をボランティアで教える活動も近々本格的に再開しますが、それに伴いそれの企画・宣伝・教授とのコンタクトなど膨大な量の仕事をリーダーとしてやって毎日疲れてはいます。でも自分がほとんど一から作り上げているものに興味をもって来てくれる人がたくさんいたり、他の活動よりも楽しんでいる、と言ってくれる人がいたりしてやりがいも感じています。
ヨーロッパでも日本文化はかなり浸透しているしこんなに真剣に日本のことを勉強している人がいるんだ、と客観的に見ることができて貴重な体験だと感じています。

留学している人は、それぞれの国・個人とまったく違った活動をしていると思いますが私は自分なりに充実した留学ができているかなと思います。
ただ、思ったことがなかなか言葉にできません!
一人でいるときはかなりうまいことが言えそうな気がしますが、対人になると全然出てこないのです。

アイルランド留学に来て、多くのヨーロッパ人と出会って彼らがどれだけ当たり前に英語を使えるかを肌で感じる日々です。
そして中国人もうまい。
日本人。。なにがいけないんだろう。。。と常に考えてしまいます。
今はもう疲れてあまり言葉が出てきませんが、非英語圏でもヨーロッパに住むことと日本に住むことはどれだけ差があるのか私には計り知れません…
ヨーロッパ人すごい。ジェラシー。でも日本も良い文化は数え切れないぐらいあります。




では、ものすごく長くなりましたが、とりあえず、色々頑張って生きます。
THE END

2016年2月7日日曜日

Before Sunrise, Vienna

先日ウィーンにて映画「ビフォア・サンライズ」のロケ地をすこし巡ってきたのでそのときのこと。
写真は下の方にあります。

前に書いたかどうかはわからないのですが、Before Sunriseという映画が私の中でトップレベルにお気に入りです。
ストーリーは、ブダペストからウィーンへ行く電車の中で出会った男女(アメリカ人男性とフランス人女性)が意気投合し、ウィーンで一晩語り明かすというもの。
恋愛ものですが、彼らが話す内容は 生まれ変わりって信じる?ということや本気で人を愛したことはある?やその他哲学的なことがたくさん。

今時な考え方で言うと「ワンナイトラブ」って感じですが、さすがにもっとロマンチック。笑
半年後にウィーンで再会することを誓った二人ですがその後どうなるのか、続きはBefore Sunsetで、またその続きはBefore Midnight、と三部作になっています。
面白いところが、Sunrise,Sunset,Midnightと話の中の設定も、実際の公開もすべて9年おきになっているところ。なので1995年に公開されたサンライズから、18年経った2013年にミッドナイトが公開されました。

この映画を見るきっかけになったのが、たしか元々チェックしていたけれど、1回だけお試しでやってみたSkypeのオンライン英会話のフィリピン人の先生?と映画の話になって、これ見たことある?面白いよ、と言われたことだったと思います。
それから一度もレッスンは受けていませんが笑、今思えばその人のおかげで素敵な映画に巡り会えたと思いますありがとう!


ロマンスでありながら映画では会話だけでほとんど大きな出来事がないので好き嫌いが分かれそうですが、私個人としてはとっても好きな映画です。
セリーヌ(ヒロイン)は女性として自立しているし(2、3作目を見るとさらにそう感じる。Independentという感じ)はっきりとした意見を持っている。とても知的で頭の回転が速い。
でもちゃっかり「女」である利点を生かしている感じがしてあざとい。笑
ジェシー(ヒーロー?男性)はザ・アメリカンという感じ。
2、3作目は特にその懐の深さが明らかになっていて、少年の心も持ち合わせていて魅力的。
無茶なことをすることもありますが、これがなければすべて始まらなかった。

ほとんどこの二人の会話だけの映画だけですが、1時間半ずっと聞いていても飽きない。
1を見たら2、3もぜひ見ることをおすすめします。




はい、ではやっとですが本題です。
先日オーストリアのウィーンへ旅行に行ってきました。
その中で時間に余裕があったので映画の中で使われた場所をできる限り見てきました!
ネットに日本人でロケ地巡りをした人の記事も結構見つけられたのでわかりやすく、とても行きやすかったです。
なのでそれぞれの場所はそういった記事を見るととってもわかりやすいと思います。



まずKLEINES CAFE(右手のみどりの)
これだけだとあまりわからないですが、夜に占い師に手相を見てもらったカフェ。
映画ではテラスですが日中はテラス席はなし。
ここでブランチを食べましたが、中もかわいかったです!





次は国立歌劇場の前。
(ちなみにこの国立歌劇場の前はオペラ・コンサートのチケットを売る人がとっっても多い!インチキな人は多分いないですが、とにかくチケットを売りつけられます。そして日本人とわかると彼らは「アイシテマス」と声をかけてきます。感じはいいんだけど。多分ちょっと余裕のある音楽好きの日本人中年女性がよく来るんだと予想。)


夜にふたりがここにいましたね、このポイントはたしかアルベルティーナ?とかいう博物館のところから見えます。

わたくし
ジェシーみたいに手すりに座ることなんてできません、怖すぎる


ちなみに、1回目の時は気づかなかったのですが笑、映画の中で朝二人が寝ていた場所もここらしいです。再び行きました


これが

ここ。案外小さいところ。


次になかなかお気に入りのレコードショップのシーン


このシーンとても好きです。
ずーっと話していたのにレコードショップに立ち寄って試聴室で聞くシーンだけ沈黙が流れる。そしてお互いのことを見るけど目線は合わない。
後からセリーヌが"I like to feel his eyes on me when I look away"のようなことを言っています。
ここ好きだな!

ということでこのレコードショップへ行ってきたのですが、残念ながらこの試聴室はなかったのです。
とりあえずお店に入ってうろうろしていたら、店員の人が分かったようで「映画を見てここへ来たの?」と声をかけてくれました。(ほかのお客さんは一般客だった)
それで試聴室は映画だけなのよ、的なことを言っていました(聞き間違いかもしれないけど)
でも映画ファンということでシーンの中で流れたレコードを持った写真を撮ってくれました。


そしてこのレコードショップのわりと近くにあったのがこれまたお気に入りシーンのカフェ。


Cafe Sperl


(自分用に撮っただけなので写真の雑さが、、、笑)


そう、この有名な電話のシーン。
少し説明すると、カフェでセリーヌが「ちょっとフランスにいる友達に電話してもいい?」と言ってジェシーが許可すると、「プルルル…」とバーチャルの電話をジェシー相手にするのです。
セリーヌ「ごめん、ランチに行けそうにないわ」
ジェシー(友達を装って)「どうして?」
セリーヌ「電車の中で知り合った人といまウィーンにいるの」
ジェシー「気でも狂った?」

この「電話」で自分は電車の中ではじめからジェシーに気があってわざとそうなるようにした、ということや実は私のことを恐れている気がする、彼はとってもチャーミングで好き、という本音をジェシーに話します。
この手法がとっても好き!(私はしないけど笑)あざとい!

そしてこの後ジェシーも無事「アメリカ人の友達」に「電話」してこの後二人はさらに距離を縮めます。


ちなみに雑談をすると、このカフェに行った時に私と友達はもちろんふたりと同じソファ席に座りたかったのですが、あいにく満員だったので席は選べず。
地元民と少し観光客(映画を意識しているかはわからない)で賑わっていました。


そして映画の中で行っていた遊園地


プラーター公園とかいうところです。
たしかに映画のように、観覧車はひとつの部屋が大きくて大人数で入るようになっている感じ。
行ったのは夜だったのでもう閉園していましたが笑、なんとなく映画の中のガヤガヤした雰囲気は想像できました。


これぐらいです。
映画で、はじめに「なにかいいところ知らない?」と男性二人組に声をかけるシーンの緑の橋も、行きましたがその時はもう夜で写真はうまく撮れず、トイレに行きたくて急いでいたので(笑)写真はありません。


ふたりがひたすら歩いたウィーンの街並みも、ふたりの足跡を辿るなんてことはしませんでしたが、どこも絵になる素敵なところでした。
かわいいカフェがたくさんあるし。


趣味は映画鑑賞とその舞台に行くことです、なんて言えるようになりたいです。
けどとりあえずこうやってお気に入りの映画のロケ地を回れたということはヨーロッパ留学ができたことの大きな利点だと思います。幸せ!



THE END