1.イースターがあった
アイルランドでは先週の日曜がEaster Sundayだったらしく、それ関係(これについてはあまり詳しくわからない)で金曜から月曜まで休みでした。
とは言っても、わたしは特に何もせず過ごしました。
本当は日曜と月曜で、シティセンターでアイルランドのイースター蜂起(アイルランドがイギリスから独立した)100周年で軍隊のパレードや首相・大統領(日本でいう天皇のような位置にいる人)などが来たり盛大なお祝いがあったようです。
ですが、私は喉らへんがおかしく風邪をひいたようなので家でおとなしくフルハウスなどを見まくっていました。
(ヴィックスみたいな喉に効く飴が欲しくて今日初めて学校の薬局へ行った!そしてヴィックスは売っていなかった。)
あ、ちなみにパレードへ行った人はとっても良かったと言っていました。(でも私はお祭り騒ぎはセントパトリックデーで十分満喫したと思ったので良いです。)
ただこの100周年のお祝いは今年だけだったのでちょっともったいなかったかも。
あと、食材を求めに買い物へ出かけたらまさかイースターの日曜はテスコもリドル(安いスーパー)もアルディ(これも安いスーパー)も全て閉まっていて1時間ほど無駄に寒い中歩いたのでイライラしました。笑 祝日はスーパーですらきちんと空いているか確認しなければなりませんね。。。
2.宗教勧誘(カトリック)に初めてあった
先日学校の近くを散歩していた時のこと。
おじいさんに声をかけられたので足を止めてみたら「ここで勉強してるの?」というような普通の会話から始まったので随分とフレンドリーなおじいさんだなと思っていると、「名前は?」と聞かれ答えると、「どういう意味?」「色とかそういう感じ」「どんな色?」「いやそういう具体的な色じゃない」という流れになりました。
おそらくそのあたりから、少し変な方向になり、「すべての色は神が〜〜だ〜〜」のような感じになりました。(かなり序盤から話がわかっていなかった私)
ああそういう感じか、と思いましたが話の入り方が雑談からだったのでいきなり中断して逃げるわけにもいかず、はぁはぁ、と聞いていましたがだんだん「神を信じる?」となってきて、「これが神だよ」とか小さな紙を見せてきたりして、延々5〜10分ぐらい、神はどこにでもいる、というようなことを言いしまいにはブレスレットのようなものを握らされてなんだか唱えさせられました。(今振り返ると何やってるんだという話)
さすがにもう帰らせてくれ、と思っていたら「話せてとても良かったね、また必ず会おう、この辺りのお店によく顔を出すから」とか言われ握手され、終わりました。
なんとも奇妙な10分間を過ごしましたが、やはり終えてみてから不快感を覚えました。。。
あそこで「私は仏教徒だからその教えは聞けない」とか言うこともできなかったし、私は何も信じていませんと言ってもそれこそ布教されそうだし、いきなり逃げることもできなかったし、英語全くわからないふりも逆にめんどくさくさせるだろうし、何もできなかったとは思いますが、何だかいい気持ちはしない。
まぁその時に感じたのは、宗教に熱心な人、何らかの宗教を信仰している人というのは自分とは全く違うな、ということ。
今まで日本にいた頃は全然宗教について考えたことはなかったし、留学に来てからもそんなに「自分の」宗教観というものに関しては無関心だったなと思います。
まぁ我が家は仏教のしきたりに則ってはいますが、精神的には無信仰なのかな・・・?
あまり考えたことがなかったし、考える必要も今までなかったなと思います。
そんなことを考えたある日。いやでも道端でいきなり教えを説こうとしてもダメですよおじいさん。
パブで「おごってあげるよ!」とか言ってくる酔っ払ったおじいさん以外もうあんまり信用しない。笑
3.日本へ帰るチケットを決めた
数週間ほど調べ、悩み、親と相談をしましたが、ようやく日本へ帰る飛行機を決めました。
残りここでの生活も50日を切りました。(短いようで、長くもある)
それはそうと、なぜこんなに数週間も悩んだか、そしてどうしたかを誰かのためになれば、と綴ろうと思います。
まず、東京からダブリンまでは私はHISを介して、ターキッシュエアラインズのオープンチケットを購入してそれで来ました。
その時は、ダブリンに早い時間に着く便がよくて(一人でホテルなど泊まりたくなくて)ほぼその基準だけで航空会社を決めました。そしてヨーロッパ乗り換えよりもトルコや中東で乗り換える便の方が一般的に安い(時間はかかるが)ので。
オープンチケットなので、往復15万円弱ぐらいで、帰りの便はほぼ好きな日に変えられる、と聞いてきました。実際は、変更に追加料金を払わなければなりませんでしたが。でも出発の12か月後までは追加料金を払うだけでいつでも日程が変更できます。
ただ、ここで問題が。
この日程(便の)変更が、HISを介して変更ができず、自分で連絡を取らないといけない。
自分でHISにメールしてまず聞いてみましたが、キャンセルにしても日程変更にしても現地の番号に電話してくださいと言われ、絶対に大事な用を電話したくない(友達みんなも言うが私も英語の電話が大の苦手)ので絶対にそれはしたくないと思っていました。(でもなんで旅行会社が日程変更できないんでしょう。そういう面倒くさいことも負担してくれるものだと思っていました)(まぁ電話しないといけないことは出発前から書類に書いてあったと思われるが)
そして最近のテロなどが親を不安にさせ、イスタンブール乗り換えでなく、他の都市経由の便に変えられないかと言ってきたので他の会社の飛行機を探し始めました。
スカイスキャナーを使って大体の値段を航空会社や日程別に把握したら、変な仲介サイトを使うと手数料やら何やら不安なのでその会社のサイトに直接行って値段を確認しました。
何日にも渡る調査の末、いろいろな条件をクリアして残った会社はエールフランスと日本航空でした。
エールフランスではトータル9万円弱ぐらい。パリ乗り換え。
日本航空ではトータル14万円ぐらい。ロンドン乗り換え。ロンドンまではブリティッシュエアウェイズかエアリンガス(アイルランドの会社だから最後にちょっとだけ乗りたかった感もある)。
もちろん安心度でいったら日本航空の方が上、そして預けられる荷物も一社だけずば抜けて23キロ×2。(フランクフルト経由全日空も同じようですが、さらに値段が張ったので)他の会社は大体預け入れは23キロ一つです。
この二つでどうする、とずっと悩んでいましたが、ここに来て友達がターキッシュで同じぐらいの日程で帰ることが判明し、イスタンブール乗り換えも必ずしも危険というわけではない(し、他のところも100%安全とは言えない)しターキッシュ現状維持だと追加料金もそこまでかからないという点で少し揺れていた親にそれが最後の一押しをしたようで結局ターキッシュに戻ってきました。多分その友達と東京まで帰れる。!
正直言えば、「間違いはない」と言われる日系の飛行機で長距離は乗りたかったし、来る時もターキッシュは悪くはないけど良くもないな、と思っていたので少し残念ではありますが、10万近くセーブできた(というより、払う必要があまりなかったものを払わずに済んだ)ので良かったと思うことにします。
あと、この日程変更は、空港へ行って直接受付のお姉さんに言ったら簡単にできました。割と感じのいい人で席もその場で取ってくれて良かった。もともと日程変更は電話だけではできなかったようなので、ストレスフルで大して通じもしない電話をする手間が省けてとてもハッピーです。
それと!!とっっても驚いたことが、「じゃあ〜荷物は30キロまでね」と言われたこと。
行きは調べて20キロだと思っていたのに、聞き返しても、チケットにも、30キロとあります。
ターキッシュは荷物に関してはケチだと思っていたので嬉しい驚き。と同時に、来る時も30キロいけたのかな?と後悔が残ります。(25キロ弱だった)
まぁそれにしても、段ボール二つぐらいで日本には事前に送らないとやり過ごせないと思うのでいいのですが・・・
という感じで、これ以上何か世界情勢が大きすぎる変化を見せなければ、この便で帰ることにします。
将来留学に行く人に言いたいのは!!
オープンチケットで買うのならば、少し慎重に会社を決めること!!!
ちょっと高くても日系の会社を使うのは安全でいいと思います。預け荷物が多いのもかなり魅力。
あと会社にもよると思いますが、復路の日程変更は面倒くさいこともあるので、初めの時にあんまり適当に決めすぎない方がいいと思います。
今の気持ちは、帰りたさと残りたさが7:3ぐらいです。
来年は見られない、と覚悟を決めてから来たけどやはり日本の桜は恋しいし、気の知れた友達にも会いたい。でも就活を頑張っている友達の前に「よっ!」と軽く戻るのも嫌だし、一度帰るとなかなか戻れない貴重なヨーロッパでの生活ももうちょっと満喫したいとも思います。
悩みが尽きません。ただ、やはり週末にフォーカスするとあっという間に1週間が終わってしまうので、50日もあっっという間に終わってしまうと思います。
多分家でも聞いたことがあった、エンヤの曲。アイルランド出身の歌手です
THE END