2016年1月18日月曜日

Trip to Italy

Ciao!
年末年始のイタリア旅行について。

イタリアといえば、わたしにとって憧れの国のひとつで、大学でも第二外国語としてイタリア語を勉強していた(とは言えないぐらいギリギリだったけれど)ので留学中に絶対に行きたいと思っているところでした。
留学中にまた他の都市へ行くかは分からないですが、とりあえず今回はヴェネツィアとヴェローナへ行ってきました。

今回、恵まれたことにヴェネツィア留学中の友達のお家に泊まらせてもらったため観光地としてとても人気で旅行費も高いはずのところ、かなりお得に年末年始を過ごさせてもらいました。言葉にも困らないし、もう感謝しかありません!(非英語圏の中でなかなか英語が聞き取りづらいところのようすでした)



  • 飛行機のこと
留学に来てからは初めて一人で乗った飛行機。
ヴェネツィアのマルコポーロ国際空港というところにはアイルランドのLCC「ライアンエアー」の発着がないため今回はエアリンガスKLMオランダ航空を往復で使いました。
チケットの取り方は、skyscannerというアプリで確か探して、安く時間も良かったので(普通に乗り継ぎ時間5時間とかも出てくる)行きも帰りも午前発ぐらいのフライトを選びました。
ライアンエアーは基本とっても早い時間が多いのでam11時発とかものすごくありがたい。常識的な時間。。。笑
あっ、skyscannerで調べてからそのあとKLMのサイトへ自分で行って取ったかもしれない(日本語サイトがありました)。
詳しいことはよく覚えていないですが、とりあえず日程が決まったら早めにチケットを取りました。11月ぐらいかしら。
年末年始ということもあり、またライアンエアーでもないので往復3万円ぐらいだったかな、でも日本から行くことを思えば往復3万円なんて破格でしょう。

エアリンガスもKLMも(というか、共同運行でKLM片方のサイトだけで2つぶんのチケットが取れましたが)、ライアンエアーとは違い事前のチケットの印刷は不要で、QRコードを空港でかざせばいいのでチェックイン等がとっても楽でした!!快適〜
あ、たしか帰りは空港で予約番号を使ってチケットを発券しました。
とにかく、ライアンエアーよりも簡単です。

ダブリンからアムステルダムまでエアリンガスで1時間ほど、そのあとアムステルダムからヴェネツィア(マルコポーロ空港)まで2時間ほど、乗り継ぎの時間を合わせて大体4〜5時間で行けました。

飛行機は、エアリンガスもKLMもあまり座席の感じに違いはありませんでしたが、KLMの方が遥かにサービスが良かった気がします。
時間の関係もあるでしょうがKLMはサンドと飲み物のサービスが行き帰りありましたし、CAさんの雰囲気も良かったです。
あとは帰りのKLM(たしかエアリンガスです)がたまたま非常口の席で(知らなかった)、座席スペースがものすごく大きかったです。
ちょっと分かりづらいですが、とにかく広かった。
正直言って、成田ーイスタンブールのターキッシュ(14時間)よりも広かったです。
カバンも服も全部上に入れてくれと言われたのは若干つらかったですが、まぁそれなりに快適な空の旅でした。

*追記そういえば、行きに1本目の便が30分ほど遅れまして、乗り継ぎ便に間に合わないのではないかという事件が発生しました。初めての空港でもともと乗り継ぎに不安があったのですが、まさか2本目の搭乗最終時間の5分前に着く、という事態になってしまい、着いた瞬間空港のお姉さんに「正直言って遠いけど、走れば間に合う」と言われ猛ダッシュ。(なんで私が走る必要があるんだという…)実際アムステルダム空港の端と端というような乗り継ぎだったらしく、20分ぐらいかかるところを猛ダッシュで10分ぐらいで行きました。ものすごく焦りましたがなんとか間に合って普通に2本目に乗れましたが荷物を持って走るのは本当に命の危険を感じた。笑 (これがきっかけとなり、ジムに行って走れる体力を付ける必要性を感じました)もともと1本目と2本目は1.5時間ぐらいの乗り継ぎ時間があったのですが、2時間以上あるといいのかもしれませんね〜。(ちなみに帰りは2.5時間ほどあったのでのんびり買い物をして快適なwifi環境でネットをしてジュースを飲むほどの余裕がありました。)それにしても二度と空港であんな醜態(走る)は晒したくない。


  • 水の都Venezia

滞在中ほとんどいたのは水の都ヴェネツィア。
徒歩と船しか交通手段がないという。
これが私にとって想像以上に大変だということは、着いてから知ることになりました。

地理をほとんど知らなかったのですが、ヴェネツィアと言っても陸も島も含めてヴェネツィアというみたいなので、すぐイメージする運河があって・・・というのは観光名所でもある島のことで、陸の部分、空港から島までは「ヴェネツィア」っぽくはなかったです。
バスに乗りヴェネツィアの島の部分まで行くと車はすべて乗り入れ禁止になるようで、島の入り口の駐車場に停めるようです。そしてバスはその島の入り口まで。

島の中は歩きづらくスーツケースを転がしづらい石畳の上をひたすら歩くか、かなり高いヴァポレットというバス代わりのような船がメインの移動手段です。

見えづらいですが写真中央の船がヴァポレット。

ただこれ、駅のような待合室も川の上でとっても揺れる
これは長時間私はいられないや、と思いました。(注:私は乗り物に弱い)
ヴァポレット自体はそんなに酔うほど揺れませんでしたが、船を日常的に使うというのは私にはできないや、と心から思いました。笑 陸の人間ですわ。


Here are some pictures of beautiful Venezia!














サンマルコ広場































川沿いの綺麗なレストランでピザ(すぐ冷えた!)とワイン

















  • ヴェネツィアで年越し
前に書いたように、毎年家族と祖母の家で年末年始を迎えていましたが今年の年越しはヴェネツィアにて。上のサンマルコ広場で12時前に行って花火を見に行きました。
ただ年越し直前になって、謎のどこかの国の男の人に文字通り後ろにくっつかれて(痴漢はされていない)、追いかけられて、ずーっと友達について逃げまくっていたらあっという間に2016年を迎えてしまいました。
イタリアの中でもヴェネツィアはトップレベルに治安がいいらしいですが、この時だけは危険を感じました。
というか、それほど危険ではなかったけれど背後にずっとつかれていたので気味が悪く謎でした。
その謎の兄さんに今年なにか謎なことがふりかかればいいさ。

あとは、肝心の花火が建物に隠れてあまり見えなかったのが残念でした。
ただヴェネツィアへ観光で来ていた人はほとんどがその広場にいたのではないかというぐらい人がいっぱいで混んでいました。

ニューヨーク、ロンドンのような超盛り上がることは(しかし何時間も立って待ち続けるような試練も)ありませんでしたが、私はこれでよかったと思います、寒い中私は何時間も待つ体力がないため。

大晦日のサンマルコ広場



  • 愛の都Verona

今回の旅の中でもかなり楽しみにしていたヴェローナ。
前にも載せましたが映画「ジュリエットからの手紙」、というよりもはや書くべきは「ロミオとジュリエット」の舞台であるヴェローナ、愛の都ということでロミジュリ、愛にまつわるものが多い可愛い街でした。

ヴェネツィアから電車で1時間ほど。大体ひとり10ユーロぐらい。


とっても快適な電車旅でした!電車すごく好き!笑


ただ残念だったのが、ヴェローナはとっっっても寒かった。
というより、北イタリア自体が冬はわりと厳しいようです。
暖かいイメージを持っていたのでイメージとの違いで身体が驚く。
ダブリンよりとっても寒かったです。

この寒さが響き、せっかくの可愛い街並みも写真を撮る気になれず困りました。
でも、女子が喜ぶ系のとっても可愛い暖かい色の建物がたくさんありました!

ジュリエットの家!ジュリエットからの手紙でたくさん手紙がささっていたところ。(実際は手紙は無かった…)







右胸を触ると恋愛系でご利益があるらしいジュリエット像
ジュリエットの家はかなりの観光スポットのようなのでおそらく日中はとっても混むとおもわれます。
私たちは朝早く(9時とかだったかな?)に行ったのでがら空きでした。笑
ちなみに鍵がたくさん付いているのかと期待していましたがご覧のようにカバーがされていてあまりたくさん付いていなかった。可愛さが…

壁にはカップルによる落書きがたくさん。

きっと世界中からカップルが訪れて永遠の愛を誓っているんだと思います。
私は関係ないけれどこういうのを見て愛を感じるのはとっても好きです!笑


ヴェローナの街を一望できるスポットから。
階段を10分ぐらい?(適当)登って見える景色です。
ちょっとはっきりは見えなかったですがとっても素敵でした。
とにかくここまで全部連れてきてくれて本当にありがとう!と友達に感謝しました。


最後に雪が降っていました。さっむ〜〜

  • ヴェネツィアの他の島

滞在期間に、メインの島から30~1時間ほどヴァポレットに乗って他の島へも連れて行ってもらいました。
ブルーノ島とムラーノ島。

写真はブルーノ島。
ご覧の通り、それぞれの家がカラフルに塗られていて可愛いのが特徴の島です。
家とお店以外はほとんどなにもない。笑

ムラーノ島は、ガラス細工の雑貨がとっても素敵でした!
街並みは普通でしたね。笑
お土産を買えばよかった(し、親にも後から言われた、ガラス細工が有名らしいね、と)けれど、日本に送るまでにあの繊細な雑貨は壊れそうで怖い、という言い訳をして買いませんでした。

ブルーノ島・ムラーノ島はヴェネツィアで何泊もするならぜひ行った方がいいであろう素敵な島でした!


  • イタリアのお酒事情
イタリアへ行ってとても魅力的だと思ったのは、そのお酒文化。
イタリア留学中の友達から聞いたのは、手軽にワインを飲む習慣があるということ。
フランス留学中の友達もお酒はワインが多いと聞きましたが、たしかにこれはアイルランドとは大きく違うなと感じました。

アイルランドでは、お酒を飲みに行く=ビール、という感じでまさにpint of guiness~~~というイメージが強くあります(個人的に)。
なのでワインはあまり見かけず、私も特に飲むことはありませんでしたが、イタリアでは、「まずワイン」といった感じでした。
食前のスパークリングワイン、食べながら料理に合わせた白/赤ワイン、食後の口直し、などなど。さらにお酒のお供のおつまみもすごく洒落てた。笑

友達が教えてくれた、スプリッツというワイン・オレンジのリキュール・炭酸のお酒、とっても美味しかったです!(はじめ聞いたときは「スピリタス」と混ざって一瞬恐怖を感じた)
刺さっているのはオリーブ。
カンパリのようにちょっとほろ苦くてすごく好きでした。

あとはヴェローナのワインバー(ワイン専門のところになにか決まった名称があった気がするけど、忘れてしまった)で甘い赤ワインで、と頼んだら1杯10ユーロだったという、私のようなお子様には大奮発だった体験もいい思い出です。
とっても飲みやすくて美味しかったな!

レストランで食後に来たリモンチェッロ(原液)もちょっときつかったけど美味しかったし。

思えばほぼ毎晩なにかしら飲んでいました。
でもワインは1杯3ユーロぐらいでもあるし、アイルランドのパブではなかなか飲めないような価格でのお酒が楽しめます。(パブだと大体ビール・サイダー1杯5ユーロ前後はする)
すごく楽しかったな。素敵なお酒文化だと思いました。
これからワインをもうちょっと飲みたいと思うようになりました。


あと、ヴェネツィアの食事は、どれも口に合いました!変だと思った味付けはなかった!(友達に連れられるのではなく自分で選んでいたら外れもあったかもしれないが)
食事・お酒どちらもすごく合って幸せな旅でした。

おいしかったスパゲッティ、魚介


(動画は本島からムラーノ島へのタイムラプスの一部)


まとめとして、
あまり写真は載せていませんがヴェネツィア・ヴェローナは中世の様子がそのまま残っているような雰囲気で、近代的な建物があまりなく今までになく中世のヨーロッパを感じました。
歴史のある建物や可愛い街並みはとってもよかった。ドイツを超えた気がします。
今回行ってみて、寒かったけれど本当に素敵なところだと思いました。
あ、書いていなかったけれどまさに「本物のディズニーシー(メディテレーニアンハーバー系」でした。
住むにしては私には(交通の便的に笑)合わないと思われるのですが、旅行で行くとしたら最高の場所でした。
これも全て住んでいて案内してくれた友達のおかげです!ありがとう!


あったかい時期にまたイタリアに行けたら行きたいな^^



THE END


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